電車内で、小さな赤ちゃんをあやしてあげるのは「マナー」です

2013/08/11


先日、娘を連れて祖母の実家に遊びに行きました。その移動の際に、かなりみなさまから助けられたので、書いておきます。


あやしてくれると超助かる

ぼくは車を持っていないため、移動は基本的に電車とバスです。夫婦二人なら問題ありませんが、乳幼児がいますと、なかなかどうして気を遣います。


祖母の実家に行った日も、帰り道は眠くて不機嫌になることが予想されたので、20分ほど遠回りになるけれど、乗換が多く、一回あたりの乗車時間が少ない経路で帰宅しました。

とはいえ、9ヶ月のわが娘。やっぱり眠くなってくると「うあああー」とか「うえーーーん」と泣きそうな顔で訴えたりします。別に気にするもんじゃないとわかっていても、やっぱり「迷惑だから」電車を降りたくなるものです。


そんなとき、近くにいる乗客の方が、あやしてくれたりすると、これはもう本当に、ものすごーく助かります。

乳幼児って、見知らぬ人が適度な距離で話しかけてくれると、じーっとその人を見つめて、観察を始めるんです。観察に没頭すれば、自然と泣き止んでくれます。あやし方が上手い人だと、一気にご機嫌になったりします。


不思議なもので、これ、見慣れた人(親、親戚)があやそうとしても、あんまり意味ないんですよね。まったく通りすがりの、知らない人が自分にアテンションを注いでくれることが、どうやら嬉しいようなのです。色々と観察してみると、この傾向は他の乳幼児にも当てはまるような気がします。


そんなわけで、帰省のシーズン。子どもがぐずって困っている人を見たら、ぜひ子どもに対して変顔をするなり、笑って目を見てあげるなりしてあげると、大変価値ある社会貢献になります。自分の子どもをあやしてくれて、嫌な気がする親御さんはいないと思いますし。


一度立てられたマナーを遵守する日本人ですから、「子どもをあやす」はいっそマナーにしてしまいたいですね。どうですか、JRさん。

子どもが生まれてから、個人的にはこれはもう「マナー」の域に達しています。見つめられるたびに変顔してますよ、ぼく。


このエントリーをはてなブックマークに追加

更新情報をゲットしたい、という方は以下からぜひ。ぼくが喜びます。





follow us in feedly

***プレミアムスポンサー***


[PR] 無料でHTML5ウェブサイトを作るなら「wix」




最新記事

  • 半沢直樹さん、「倍返し」している暇があるなら、会社辞めて起業すればいいのに
  • 島田裕巳「日本の10大新宗教」—PL花火は宗教儀式だった!
  • 「叱られて育った人」が一流になれない理由
  • 電車内で、小さな赤ちゃんをあやしてあげるのは「マナー」です
  • 中川淳一郎さんが好きです
  • 紙の本を出版する4つのメリット
  • おバカな若者を減らすためには、「利己的」な若者を増やすことが必要
  • アルボムッレ・スマナサーラ、養老孟司「希望のしくみ」
  • ブロガーに告ぐ。「炎上を避ける方法」なんか考えているから、つまらないんです
  • 大量のアクセスをもたらす「ヤフトピ関連記事」。その傾向と対策
  • [マーケティング] 食べログを抜いた!RettyのSEO施策のパフォーマンスがすごい件
  • やりたいことが見つからない人に捧ぐ。「やりたいこと」を見つける5つのステップ
  • 鯖田豊之 「肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 」
  • ネーミングが誰かに商標登録されてないか簡単に調べる6つのステップ [寄稿]
  • 罰を与えれば、バカな若者は冷蔵庫に入らなくなるのか
  • ゲイで女装のマツコ・デラックスが語る、さまざまな「差別」の形
  • 情報収集アプリ「Feedly」が熱いらしいので、購読ボタンを設置してみた
  • 2013年、「盗んだバイクで走り出す若者」たちは炎上して社会的制裁を受ける
  • ブログは「儲かるビジネス」じゃありませんよ
  • 冷蔵庫に入って炎上する「おバカな若者」たちは、「誰のせい」で現れた?