2回、適時打を放つ阪神・大和=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)【拡大】
(セ・リーグ、中日5-6阪神=延長十二回、14回戦、7勝7敗、10日、ナゴヤドーム)大和は見せ場であるはずの小技で力を発揮できなかった。3-3で迎えた九回一死一、二塁でフルカウントから見逃し三振。スタートしていた二走俊介が、三塁タッチアウトとなり好機をつぶし「(もっと)粘れたと思うんですが…」と嘆いた。延長十二回には無死二塁でバントを試みたが2球ファウル。「失敗したので(右を)狙おうと思ったんですけど…」と進塁打を狙ったがうまくいかず、二飛に倒れた。5打数2安打1打点、1盗塁に1補殺も喜べない。辛勝の中で、若虎も課題を与えられた。
(紙面から)