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メイク工程

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以前にもメイク工程を記事にしていますが、今回も似たような感じでアバウトに工程を紹介しています。





 

メイクをする前にはヘッドを中性洗剤で洗浄し、よく乾かしてからスプレーコートをします。

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 まずはアクリル絵の具での作業です。
主に上の図のような色を使っています。
リキテックスのアクリル絵の具には通常のものとソフトタイプのもの、あと液状のものがあります。
ドールのメイクにはソフトタイプが丁度良いかもしれません。
通常のものだと、薄めすぎて色が薄くなってしまったり、液状のものは、濃く付きすぎてしまいます。

DSC_0054.jpg
パレットは使い捨てのものを使用します。アクリル絵の具を処理するのが大変だからです。
あと、薄手の手袋を用意。利き手側の親指・人差し指・中指にあたる部分を第一関節くらい残して切っておきます。
そうすると、作業中手袋の違和感がなくなるし、ヘッドを汚す心配もありません。

DSC_0056_20100202162554.jpg 
 アクリル絵の具を薄めるときはアクリル絵の具用の筆洗浄液が使いやすいです。他にはアクリル絵の具専用の薄め液とか。後者は私とあまり相性がよく無かったです。現在使っているのはアクリラ?のペインチングソルベントです。ミスターカラーとかの空容器を別に二個用意、筆洗い専用の容器と綺麗なソルベントを維持する容器の二種です。
 作業中はまめに筆を洗わないと筆に付いたアクリル絵の具が固まってしまうので筆洗浄用は必ず用意しておくと便利です。綺麗なソルベントを維持している容器は絵の具を薄めるときに使います。スポイトを使うと便利です。

DSC_0057.jpg
アクリル絵の具の作業が終わったところです。
まつげなど、左右対称にしようとするとどちらかが不自然になってしまうためあまり意識しない方がやり易い気がします。眉毛を描く時はヘッドにグラスアイなどをはめておくと人形の表情がわかり易くなり、完成イメージもしやすいのでお勧めです。

DSC_0058_20100202162613.jpg
次はパステルで陰影を入れていきます。メイクにはソフトパステルを使います。
オイルパステル、ハードパステルはキャストに良くないらしいので避けてください。
PANPASTELはそのまま使えますが、棒状のパステルは一度紙にこすり当ててから使います。
紙やすりを用いたりカッターで削ってみたりしましたが、紙にこするのが一番ムラが無いような気がします。

DSC_0059.jpg
パステルを入れてみました。
パステルを付ける時は馬毛の筆を使っています。が、豚毛のように硬いものでなければ大丈夫です。
薄い色から行きます。一番濃い色を乗せる前に一度スプレーコートをしておくと濃いパステルがヘッドの思わぬ部分にこぼれた時に薄い色のパステルを剥げることなく落とすことが出来ます。

DSC_0060.jpg
パステルメイクまで終わったヘッドをスプレーコートします。
艶出しメディウムで口元、目元につやを出し、付けまつげを付けて完成です。
リップを塗るときはクリアでリップ造型より気持ちオーバー気味に塗るとプルっとした感じになります。
ただし、口角の方までべったりだと天麩羅食べた後みたいになるので、口角の方は細い筆で。


ドールのメイクの基本はほぼ、人間のメイクの基本に近いと思うので人間用のメイクテクなど反映できそうです。

以上です。どなたかの参考になれば幸いですv
 
 

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