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台湾の団体は尖閣諸島に予定どおり出港
8月8日 23時28分

沖縄県の尖閣諸島を巡って、香港の活動家の団体とともに島に向かうことを計画していた台湾の団体は、予定どおり今月15日をめどに台湾から出港する考えを明らかにしました。

この団体は、沖縄県の尖閣諸島の領有権を主張している台湾の活動家らで作る「中華保釣協会」です。
団体は当初、香港の活動家らとともに尖閣諸島に向かうことを計画していましたが、8日、香港から船が出ない場合でも、予定どおり今月15日をめどに台湾から出港する考えを明らかにしました。
台湾当局は、中国と同じように尖閣諸島の領有権を主張していますが、中国とは連携しないという姿勢も示していて、ことし4月には日本と台湾の間で島の周辺海域を対象にした漁業取り決めが締結されています。
この団体は、ことし1月にも尖閣諸島に向かいましたが、台湾当局はその後、船に法律で定められた通信員が乗っていなかったことなどを理由に、この船に3か月間の出港禁止を命じています。
台湾の海上警備当局は、今回の計画について法に基づいて適切に対処するとしており、当局側が出港を認めるのかどうか、対応が注目されます。

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