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帰省時 “そのひと言”に注意を8月10日 11時17分
お盆休みに帰省した際、義理の親から「子どもはまだか」、「昇進はあるのか」などと言われ傷ついた経験があるという人がおよそ4割に上ることが分かりました。
調査をした会社では、こうしたことばは義理の娘や息子に対する“ハラスメント”、いわゆる“嫁ハラ”“婿ハラ”と受け止められることもあるとしています。
大手日用品メーカーの「ライオン」は、先月、26歳から50歳までの結婚している男女500人にお盆休みのストレスについてアンケートを行いました。
それによりますと、ストレスを感じるのは「相手の実家に帰省する時」だと答えた人が48%と最も多く、この時期の混雑や渋滞を上回りました。
また帰省した際に、全体の36%が義理の親から傷つくようなことを言われるなど、いわゆる“嫁ハラ”“婿ハラ”と感じた経験があることが分かりました。
このうち女性は「子どもはまだか」、「太ったのではないか」など、子どもや体型に関することに、男性は「夫婦仲よくしているか」、「昇進はあるのか」など、夫婦の関係や仕事に関する発言にストレスを感じるということです。
これについて、カウンセラーの荒木次也さんは「迎える親世代は『来てくれてありがとう』、訪ねる子ども世代は『元気でいてくれてありがとう』と、お互いに感謝の気持ちをことばにすることが大切だ」と話し、実際に口にすると、自然によい雰囲気になり、ストレスをためずに過ごせるとしています。
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