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松坂スタジアム閉館 北海道・稚内、仲介業者と運営折り合わず

(08/10 07:10)

「冬期間閉館」のお知らせが張られたまま閉館した「松坂大輔スタジアム」

「冬期間閉館」のお知らせが張られたまま閉館した「松坂大輔スタジアム」

 【稚内】稚内市内にある松坂大輔投手(現インディアンス傘下3A)の記念館「松坂大輔スタジアム」が、7月末に閉館していたことが9日分かった。同投手にまつわる展示品を提供してきた東京のマネジメント会社と地元運営会社の間で運営方針に関する意見が食い違い、契約更新を断念した。

 記念館は2008年2月、松坂投手の父親の出身地である稚内で観光施設「稚内副港市場」内にオープン。入館料大人200円で、石造り約300平方メートルの館内に06年のワールド・ベースボール・クラシックでMVPに輝いた際のトロフィーなど約200点を展示し、同投手と同じ156キロの剛速球を体感できる設備も人気を集めた。

 ただ入館者は初年度の2万6千人をピークに、昨年は5千人まで減少。昨年11月から通年営業を見直して冬季休館に入り、そのまま休業状態が続いていた。<北海道新聞8月10日朝刊掲載>

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