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韓国 靖国神社への参拝などを注視
8月10日 4時13分

韓国 靖国神社への参拝などを注視

韓国のイ・ミョンバク前大統領が在任中に島根県の竹島に上陸してから、10日で1年になります。政治・外交関係の悪化は、日韓両国で新政権が発足したあとも続き、改善を模索する動きは始まっているものの、日韓関係の先行きは予断を許さない情勢です。

去年の8月10日、韓国の当時のイ・ミョンバク大統領は、日本政府の中止要請を省みず、韓国の大統領として初めて島根県の竹島を訪れ、およそ1時間半にわたって視察しました。
さらにその4日後、天皇陛下について「韓国を訪問するなら、植民地支配からの独立運動の犠牲者などに心から謝罪をすべきだ」と述べ、すでにギクシャクしていた日韓関係は一気に冷え込みました。その後、日本では安倍政権が、韓国ではパク・クネ政権が発足しましたが、パク大統領は歴史認識問題を巡って、日本への不信感をあらわにし、安倍総理大臣との首脳会談に前向きな姿勢を示していません。
先月以降、両国の外相や次官どうしの会談が行われ、外交当局間では関係改善を模索する動きが始まっていますが、韓国では連日、日本に批判的な報道があふれ厳しい世論も続いています。
パク・クネ政権は、今月15日の「終戦の日」に日本政府の閣僚らが靖国神社を参拝するかどうか、まずは注視する構えで、さらに毎年この日に行う演説で、歴史認識問題を巡る日本の前向きな対応を重ねて求めるものとみられ、日韓関係の先行きは予断を許さない情勢です。

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