★阿修羅♪ > 経世済民81 > 652.html  
カネボウだけじゃなかった 白まだら被害全化粧品メーカーに拡大 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/652.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 09 日 21:50:00: igsppGRN/E9PQ

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9543.html
2013/8/9 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


ついに化粧品業界全体に“飛び火”した。美白化粧品を使って肌がまだらに白くなる健康被害が出ているのはカネボウ化粧品の製品だけではなかった。厚労省によると、全国の消費生活センターにはカネボウ以外の複数の会社の商品で「白斑症状が出た」という相談がすでに10件程度寄せられている。商品との因果関係はハッキリしないとはいえ、業界は大パニックだ。

◆すでに複数企業の商品に関する相談が

田村憲久厚労相はきのう(8日)、他の化粧品メーカーにも自主点検を求める方針を明らかにした。もっとも、この対応は当たり前で、むしろ、遅すぎたくらいだ。なぜなら、美白製品の基本的なメカニズムは「どの会社でも大きく変わらない」と、すみれ皮膚科クリニックの藤田伸弘院長(皮膚科専門医)はこう言う。

「肌を『白くする』には皮膚にあるメラニンの生成抑制が欠かせません。そのため、多くの美白製品にはメラニン生成を促す『酵素チロシナーゼ』を抑える成分が含まれています」

この成分の研究、開発に各社とも巨費を投じてきた。今回問題となったカネボウ独自開発の美白成分「ロドデノール」も、酵素チロシナーゼの働きを阻害する効果が高いとされる。

「酵素を抑えるアプローチの仕方は違っても、美白効果をもたらすメラニン抑制という“ゴール”は同じ。そのため、カネボウのような『白斑』の健康被害が他社製品で起きる可能性はゼロではない」(厚労省担当記者)

カネボウ問題を受けて急きょ、設けられた日本皮膚科学会の特別委員会の報告書にも、「他の美白製品は大丈夫ですか?」という問いに対し、こう書いてある。

「同じ作用機序を有する美白化粧品の安全性についての情報がまだ得られておらず、安全であるとも、危険であるとも言えない」

「他の美白剤で同じ症状が出現するリスクがまったくないとはいえない」

危機管理コンサルタントで、リスクヘッジ代表の田中辰巳氏はこう言う。

「消費者は『白斑』問題にかなり神経質になっており、被害相談は今後も拡大するのは間違いありません。カネボウにとどまらず、他の化粧品会社にも影響は及ぶ。化粧品メーカーにとって、おそろしいのは、ひとつのクレームがさらなるクレームを招く“クレーム爆発”です。すでに台湾でも症状が出ており、海外全域で損害賠償請求訴訟を提起される可能性もあります。そうなれば経営に与えるダメージは甚大です」

大スポンサーの化粧品業界のパニックに、メディアも戦々恐々ではないか。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年8月09日 22:17:39 : E9W6f4sXJA
「欠陥美白化粧品」昨年10月から放置していたカネボウ!医師の警告軽視
2013/8/ 7 16:43

肌がまだらに白くなる美白化粧品の欠陥を、カネボウ化粧品は1年以上も放置していた。昨年10月(2012年)、この製品を利用した2人の患者の肌に異常がと医師から指摘があったが、アレルギー性皮膚炎と軽く考えて対応していなかった。

白斑の被害者は現在わかっているだけで4061人で、20代から70代と幅広い。「昨年10月の時点で欠陥が公表されていたら、白斑の被害はなかった」と怒る62歳の女性を番組リポーターの原元美紀が取材した。

62歳患者「知らずに使い続けてしまった。いまだに連絡はありません」

2011年ごろからカネボウの美白化粧品を使い始めたというこの女性が白くなったと思ったのは、昨年12月初めだった。「今年1月に人がたくさん集まった会合に出たら、『すごく白くなったわ』といわれた」という。ところが、今は手や足の甲に白いまだら模様が目立ち、とくに首の後ろ部分は広範囲に白斑症状が出ている。「いろんな機会があったのになぜ教えてくれなかったのか。いまだに連絡がない」と怒る。

昨年10月に「白斑症状の異常が出た」と連絡した医師は、今年1月にも「この異常を学会に報告する」と伝えたが、その時もカネボウは動かなかったという。動いたのは今年5月になってからだった。新たに3人の白斑症状が出たという連絡があり、調べた結果、欠陥化粧品と分かり7月4日の自主回収となった。最初に医師の指摘があってから10か月がたっていた。

皮膚科医師「発表遅れで塗り続け、治りが悪そうな方がいる」

40人の白斑患者を診察している新宿皮フ科・日本白斑センターの榎並寿男院長は「とりあえず報告があったというだけでも、皮膚科の専門医に知らせる方法はなかったのか。7月まで塗り続け、治りが悪そうな方がいる」と批判する。

司会の羽鳥慎一「カネボウ化粧品といえば信頼して使いますよね」

作家の立花胡桃「日本の化粧品は日本人に合わせて作られたといわれており、日本製なら無条件で信用し買ってしまう。それだけブランド力がありますね」

欠陥化粧品で信用力はガタ落ち。立花は「美白ブームで他社からもたくさんの商品が出ているが、これからは成分をちゃんと見て使わないと」という。

http://www.j-cast.com/tv/2013/08/07181004.html?p=all


02. 2013年8月09日 22:31:00 : E9W6f4sXJA
カネボウ化粧品での白斑被害、4549人に
読売新聞 8月9日(金)22時7分配信

 カネボウ化粧品は9日、美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑の健康被害が大量発生した問題で、症状が確認できた被害者数が7月28日時点の3285人から、4日時点で1264人増の4549人になったと発表した。

 このうち2424人は白斑が3か所以上に及ぶなど、比較的重い症状が見られた。このほか、1153人は過去に症状が出たが、既に回復したか回復傾向にあるという。

 化粧品利用者からの問い合わせ延べ件数も2万4289件増え、22万7966件になった。

 同社は4日までに被害を訴えた化粧品利用者のうち6106人について調査を終了し、被害状況をとりまとめた。

 白斑の原因とみられる美白成分「ロドデノール」を使った製品は4日時点で約52万3000個を家庭から回収したほか、61万6345個を店頭在庫から返品を受け、商品回収をほぼ完了したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130809-00000920-yom-soci


03. 2013年8月10日 00:56:00 : vVorsQLIuQ
被害者5702人に拡大=「白斑」化粧品問題―カネボウ

 カネボウ化粧品(東京)は9日、同社が製造・販売した美白化粧品を使用し、肌がまだらになる「白斑」の被害者が8月4日時点で5702人になったと発表した。これまでは4061人だった。時間の経過とともに被害は拡大している。

 同社は1万人超から被害や不安の申し出を受け、4日までに約9000人を訪問。このうち、5702人に白斑の症状があったことを確認した。まだ訪問していない顧客がいるため、被害者はさらに増えるとみられる。

 5702人のうち2424人は、白斑が「3カ所以上ある」「大きさ5センチ以上」「顔にある」のいずれかに該当する重い症状だった。

 一方、顧客や小売店から自主回収した製品数は約113万9000個に達し、当初想定した数(約103万個)を上回った。顧客による買い置きが予想より多かったためという。カネボウは、未回収の化粧品がまだ残っているとみている。 

[時事通信社]

http://jp.wsj.com/article/JJ11439000232207974779219013208291596229930.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★だれでもOKコメント場所。コメントするとすぐに反映されます。投稿メルマガで即時配信

ペンネーム:
パスワード: 初めての方へ:ペンネームとパスワードは記録され、次回コメント時に組み合わせがチェックされます。 ペンネームとパスワードはメモしておきましょう。
スパム対策画像認証: ←左の画像に表示されている
文字を↓に入力してください。 これはいつも・みんな同じです。

コメントルールを確認する?
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民81掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用もとを表示することを強制いたしません。

ch1:    ch2:  

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民81掲示板