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バルサルタン(ディオバン(R))を用いた臨床試験に関する学会の対応の経過報告(8月7日)
7月18日と8月1日に、この問題に関連した最近の報道について日本高血圧学会としての見解を示してまいりました。高血圧の研究や診療に携わる立場として、それら報道された内容は、たいへん遺憾なものであり、学会として適切に対応するよう情報収集に努め、事実解明を含め対策も行っております。 
 
この一環として、8月4日開催の高血圧学会理事会に、ノバルティス社の執行役員である弁護士の方に出席いただきました。7月29日にノバルティス社が発表した記者会見の内容に関して直接説明を受けるとともに、本学会の機関誌Hypertension Resaerchに発表されている関係の臨床研究を中心に、ノバルティス社の社内調査に基づく報告書の記載内容に関して質疑を行いました。また、ノバルティス社の調査とその公表内容に関して情報が不十分であること、高血圧治療に対する社会的不安をもたらしていることについて、強い懸念を伝えました。 
 
質疑の中心は、ノバルティス社の記者会見の内容と、京都府立医科大学、東京慈恵会医科大学の調査結果に齟齬がある点でしたが、ノバルティス社からは十分に整合性を持った回答は得られませんでした。今回の一連の問題は、今後の日本の臨床研究に大きな影響を与えることから、ノバルティス社の元社員の問題によるものなのか、研究者側の問題によるものなのか、あるいは両者の関係を含めてのものなのかを明確にしていく必要性があり、ノバルティス社に各大学及び関係学会と協力の上、引き続き調査を行っていくことを強く求めました。 
 
一人ひとりの患者様に適切な高血圧治療がなされることが、学会の目指すところであり、今回の一連の問題がその治療を損なわないよう学会として努力して参ります。今後も、この問題に関する新たな情報ならびに学会としての対応の経過について、随時学会ホームページに掲載して広く公表して参ります。 
 
平成25年8月7日 
 
日本高血圧学会 理事会
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