お姫様には家来が必要なのだが、大体は自分のことを愛しんでくれる相手がその家来になりやすいので、彼氏や母親はその餌食になってしまう。
末期的症状になると、自分は男性にもてると思ったり、人々の関心はすべて自分に集中していると感じるなど、ますます自己陶酔に陥りやすい。
子供に自信を持たせるため躾をためらう
人から「お姫様病」だと罵られるのは外見がよくないのに、自分ではキレイでかわいいと勘違いしている人の場合が多い。
これも一種のルッキズム(Lookism:外見至上主義)ではあるが、きれいでかわいい若い女性はお姫様病にかかってもそれほど文句を言われないが、そうでない人に対しての社会の風当たりは強い。
さて、こうしたお姫様病や王子病は韓国の少子化によりさらに強まった。韓国の少子化はとても深刻な問題であり、韓国の2012年の出生率は223カ国のうち、218位(1.23%)と最下位に属している。ちなみに、日本は204位(1.39%)である。
少子化とともに、育児コンサルタントや育児の本に頼る親も多くなっている。そうした本や彼らのコメントによると、子供には自信感を持たせることが重要だという。だから悪さをしても子供を躾けない親が増える。
また、子供に自信をつけさせるためについた嘘(例えば、女の子には世界一かわいいとか、男の子には世界一賢いとか)を額面通りに信じてしまった子供たちが量産された。
幼稚園を過ぎ、小学校に入ればある程度、現実を認識し始めてもいいのに、専業主婦の母親が子供を四六時中ケアしているせいで、少しも自分で何かをすることがない。
また、お姫様病の人が結婚をして症状が進むと「王妃様病」にかかることもある。
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