2003年の創業以来、ペパボはインターネットサービスを創造し、運営してきました。創業以来10年続くサービスにおいて今もなお広くユーザー価値を生み出している一方で、新しいサービスも次々と世に送り出し続けています。
すでに多くのユーザーを抱える老舗サービスをひたむきに進化させ続ける醍醐味と、新たな技術を駆使した革新的サービスを生み出す醍醐味が混在する現場で、多くのエンジニアが働いています。
ウェブサービスの開発と運営が常に同時進行しているペパボでは、その場限りの問題改善や「作って終わり」の開発なんてありません。ウェブサービスが成長を続ける限り、 常に最新技術をキャッチアップして、より適切な運用体制を模索し、私たち自身も貪欲に成長し続けていかなければなりません。
私たちは、そういった情熱を持ち続けながら、共にサービスを生み出し育てくれる新しい仲間を待っています。
全社員を対象にした等級制度とは別に、技術職用の等級を設け、能力に応じて待遇が向上する技術者向け専門職評価制度を運用しています。 テクニカル・マネージャー、アドバンスド・シニア、シニアの3つの職位があり、各サービスや会社全体の技術的な問題解決、技術力の底上げにつながっています。
ペパボは様々なインターネットサービスを継続的に提供するため、特定のサービスを専任で担当する事業部制を採用しています。
事業には大きく分けて、ホスティング事業、EC支援事業、コミュニティ事業の3つがあります。
全社的な問題に取り組む「技術基盤整備エンジニア」以外の多くのエンジニアは、事業部制のもと、特定のサービスを担当します。同様に専任となるデザイナーやディレクターとともにチーム体制をとることで多くのスタッフが、自身の担当するサービスへの愛着、関心、責任感を持ってサービス運営・開発に取り組んでいます。
サービス規模にもよりますが、ソフトウェアエンジニアは各サービスに専任として1名から数名所属しています。サービスについてよく理解し、ミッションや目標、そこに付随する数値を把握し、開発や運用をおこないます。
インフラエンジニアにおいては、各事業部門に数名ずつ所属し、各自が専任サービスを1つ、ないしは複数担当し、サーバー設計や管理、保守、運用に取り組みます。
リリースして終わりではない
オンラインショッピングモール「カラメル」の担当部署で、買い物をするユーザーやショップオーナー向けの新機能開発、機能改善などの開発・運用業務に取り組んでいます。
ペパボでの開発は、受託開発の場合と比較して、リリース(= 納品)して終わりではなく、むしろそこからが始まりで、サービスを育てていく楽しみがあります。
思い通りにはいかずヤキモキするときもしばしばですが、自分たちが満を持してリリースした機能に対するユーザーの反応が良かったりすると、注いだエネルギーの分、例えようもないくらいの充実感があります。
そして、企画から開発・リリースまでがとてもスピーディーです。ユーザーに価値あるものを早く提供しよう、みんな気持ちが前のめりになっているような印象です(笑)。
既に利用いただいているユーザーには勿論、明日訪れるかもしれない人にも心地よくサービスを使ってもらいたい。僕が書いたコードが、僕らの提供したサービスが誰かのインターネットライフを楽しくするものだと思ったら、こんなにワクワクする仕事はないですね。
そのような点からか、ペパボのエンジニアはサービスへの思い入れが強く、とてもアツい人たちが集まっているように思います。サービス毎に部署は分かれていても、こうした思いは同じなので、「独りじゃないんだ」と感じることがペパボエンジニアとしての誇りだし、喜びです。
また、少しでも自分たちのサービスを良くするために、勉強熱心な人が多く、社内勉強会も頻繁に開かれています。
熱いハートを持って、がっつりとサービスにコミットしてくれるエンジニアをお待ちしております。
喜怒哀楽を共にするサービス運営
提供開始から9年目となるクリエーター向けレンタルサーバー「heteml」の運用と機能改善を行なっています。
ユーザーに対し継続的に価値を提供し続けられるサービスであるために、既存業務の効率化や、新規機能の技術検証、ミドルウェア・ソフトウェアの導入など、主にサーバインフラ面での取り組みを通じて、日夜人知れずサービスを支えるのが仕事です。
ペパボの魅力の一つに、提供しているサービスに対するユーザーの反応が見えやすい“ユーザーサービス”である点が挙げられます。
機能追加やスペックアップなどで喜んでいただける時はもちろん嬉しいですし、逆にサービス障害などでご不便をおかけするときは心苦しさでいっぱいになります。良い時も悪い時もユーザーと正面から向き合い、喜怒哀楽を共にするサービス運営というのは、とてもやり甲斐を感じるものです。僕らの仕事は、ユーザーに安心かつ快適にサービスを利用してもらう、また新たに価値ある機能を追加し続けることにその真価が問われます。
運用というと保守的なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、サービスが成長すればするほど解決すべき問題の質や規模、難易度も変わっていくのでやることは尽きません。またペパボでは自由且つチャレンジを良しとしてくれる風土があるので、改善につながるような新しい技術は自分達で責任をもって積極的に取り入れています。
サービスとともに自分自身も成長し続けていくイメージを持って、今後も進んでいきたいですね。
エンジニアを問わず、ペパボでは業務にGitHubを取り入れています。サービスや部署ごとに組織アカウントを作って運用しています。
デザイナー間でのデザインプロセスの共有や部署内でのプロジェクト管理にも利用しています。
また、エンジニア職位制度にも活用しており、面談以外の評価プロセスを透明化するために、立候補から評価までの過程をGitHubで管理しています。
ペパボでは、スタッフ間でのコミュニケーションツールとして電話やメール以外にIRCと呼ばれるチャットシステムを利用しています。
本社・支社間、部署間、職種間での業務連絡のほか、ランチお誘い専用チャンネルや、同い年が集まったグループチャンネルなど、様々な用途に活用しています。ミーティング等の理由で社内においても直接話すことが難しい場合に報告、連絡が取りやすいというメリットもあります。
その他、IRC BOTとして、サービスの申込件数や契約件数、障害情報の通知などを知らせるツールとして活用しています。
スタッフ主催でさまざまな勉強会を開催しています。
エンジニア同士で新しい技術や知識を学ぶ機会になっているほか、職種の異なるスタッフも参加し、普段の業務ではやりとりのないスタッフとの交流の場にもなっています。また、他社の方を招いたり、社外のイベントに参加することもあり、社内外問わず多くの場でインプットやアウトプットを積極的におこなっています。
ペパボは様々な技術系イベントやカンファレンスに協賛企業や公式スポンサーとして参加しています。
国内外のイベントにおいてペパボエンジニアがスピーカーとして参加する機会も多く、聴衆側としての参加はもちろん、登壇することにも意欲的です。
“あたりまえ”が次々と変化を為す中で、常に新たな情報や技術をキャッチアップし、対応できるよう階層別や職種別の研修プログラムを用意しています。他にも、ビジネス価値の高いプロダクトを無駄なく生み出すためのスクラム研修などを通じて、スタッフの成長支援と組織力強化を図っています。
スタッフ全員を対象に、購入したタブレット端末の購入金額のおよそ半額が、会社から支援金として支給される制度です。iPad2 や Amazon Kindle だけでなくマニアックな機種もOK。自己負担を軽減して、最新の端末や新技術に触れられることもあり、職種問わず利用率の高い制度です。
24時間利用可能なコミュニケーションスペース「シナジーカフェGMO Yours」では、食べ物と飲み物がすべて無料。ランチはもちろん、早めに出社して朝ごはんをとったり、仕事の手を少し休めてリフレッシュする場所としても利用できます。
※ 東京本社にて利用可能な施設となります。
福岡支社では、提携飲食店でランチが無料で食べられます。スタッフに配られるランチチケット「ペパチケ(一人あたり5枚/月)」を、カフェ・ガレリア(中央区大名)に持っていくと、無料でおいしいランチを食べることができます。
※ 福岡支社にて利用可能な施設となります。
テクニカル・マネージャー 宮下剛輔
Openness is our driver for excellence
ペパボでは2012年1月から、技術者向けの評価制度がスタートしました。
この評価制度の中では、「オープン」であることを非常に重視しており、技術者としてオープンかどうかを評価軸として重視するのはもちろん、評価プロセスもオープンな形で行っています。
「オープン」であることを重視しているのは、ペパボが「オープン」なプロダクトや技術を活用しているから、というのももちろんですが、「オープン」にすることによって、得られるものが非常に多いと実感し、信じているからです。
冒頭の「Openness is our driver for excellence」という言葉は、インターネット上でたまたま見かけた言葉なのですが、「オープン」であることの大切さを簡潔に表していて、とても好きな言葉です。
「オープン」なマインドを持ち実践している技術者のみなさん、ぜひペパボで一緒に働きませんか。