キヤノンMJ、「小動物用生体内マイクロX線CT」を発売

2013年05月28日

平成25年5月28日

 キヤノンマーケティングジャパン(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、米国TriFoil Imaging, Inc.(President and CEO:Mr. Kevin Parnham、以下TriFoil社)製の小動物用イン・ビボ(生体内)マイクロX線CT“eXplore CT120”の販売を5月30日より開始します。

▼TriFoil社製小動物用イン・ビボマイクロX線CT“eXplore CT120”

 価格(税別)3800万円〜6000万円(※)(発売日:5月30日)

(※)装置構成により価格が変動します。

 新製品“eXplore CT120”は、小動物の生体内の機能や反応を撮影、観察するマイクロX線CT(コンピューター断層撮影装置)です。TriFoil社独自の設計思想により、さまざまなアプリケーション(観察用途)において高解像度、ハイスループットで撮影することが可能です。また、被爆線量の少ないパルス同期X線管の採用により、小動物など被験生体へのダメージを低減できます。

 キヤノンMJは、昨年8月にTriFoil社(旧ガンマ・メディカ社のPreclinical Imaging部門(※))との間で前臨床用画像システムの国内独占販売契約を締結し販売を開始しました。このたび新たに、同社が開発した新製品を市場投入します。

◎新製品の主な特長

 新製品“eXplore CT120”は、前臨床研究のさまざまな場面で活用されます。あらかじめ設定したプロトコルを選択するだけで、ルーチン化されたアプリケーションを簡単に行えます。プロトコルの変更も容易で特殊なアプリケーションにも対応でき、スキルに合わせた使用が可能です。

 また、小動物の観察において、解剖学的に得られた情報と遜色のない撮影画像が得られます。業界標準であるハンスフィールドスケーリング手法を用いて定量化するため、臨床用CTと同様の信頼性の高い画像解析が行えます。

 さらに、小動物のテーブル(ベッド)は、麻酔・保温機能はもとより、心電図測定などの多様な用途に対応できるよう設計されているほか、他のイメージング装置と共用することも可能です。このほか、パルス同期のX線管の採用により、プロスペクティブな心拍、呼吸同期が簡単に行え、胸部領域および心臓の撮像において動的制約のない鮮明な画像を取得できます。

◎キヤノンMJの目的

 キヤノンMJは、2011年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズII」の多角化戦略において産業機器事業の強化を掲げ、世界の優れた製品の販売を強化しています。創薬開発や腫瘍学、神経学、心臓病学などでの小動物を対象とした研究分野向けに本装置を拡販していきます。

(※)旧ガンマ・メディカ社のPreclinical Imaging部門が独立し、新会社TriFoil社になっています。

■問い合わせ先■キヤノンマーケティングジャパン[8060.T]

※発表日 2013年5月27日

以 上

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