杉本美術館

催事

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杉本健吉没後10年 記念作品展I
若き日の杉本健吉
(同時開催)でんしゃ旅〜昭和10年前後のポスター図案〜

2013年4月18日(木) 〜 8月20日(火)

画家、杉本健吉氏は、2004年(平成16年)に99年におよぶ生涯を終えられました。

それから、まもなく10年の月日が経つことになります。そこで今年度、当館では、この杉本健吉氏の生涯の作品を三回に分けて、皆さまにご紹介します。

そのはじめとして、春から夏にかけては、「若き日の杉本健吉」と題し、図案家として活躍し、それを生活の基盤としつつも、絵を描き続けた杉本健吉の学校時代から30歳半ばぐらいまでの作品の数々をご覧いただきます。むろん、杉本健吉の画業は、その作品数においても、その幅広さにおいても比類のない大きさがあります。そのため、今回の展示で皆様にご紹介できるのは、全体から見ればわずかな点数ですが、画家杉本健吉の人生の歩みの一端を、豊かな絵画表現のなかにご覧いただければ幸いです。

同時に開催する特別企画「でんしゃ旅」は、若き日の杉本健吉が、絵画とともに高い評価を得た観光ポスターの図案を提示します。現在もよく知られる観光スポットの多くは、この当時も電車や汽車で訪れる方が多かったようです。杉本健吉の観光ポスターの図案によって、この時代の雰囲気を感じていただくのも楽しいかもしれません。ともに、お楽しみいただければ幸いです。

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学芸員による展示作品案内

毎週土曜日 午後1時30分より

展示作品のみどころや魅力などをご案内します。