〔金利マーケットアイ〕国債先物は夜間取引で小動き、日銀総裁会見に反応薄
[東京 8日 ロイター] -
〔金利マーケットアイ〕
<16:40> 国債先物は夜間取引で小動き、日銀総裁会見に反応薄
国債先物は夜間取引で小動き。中心限月9月限は日中終値をわずかに下回る水準で推移している。日銀金融政策決定会合後の黒田東彦日銀総裁の記者会見の内容には反応薄。市場では「マーケットがよほど大きく変化しない限り、追加緩和への可能性はないと受け取れる会見内容になった。円債相場への直接的な影響はみられない」(国内証券)との声が聞かれた。
<15:20> 翌日物0.065─0.07%中心、レポGC強含み
無担保コール翌日物金利は0.065─0.07%中心での取引。主な取り手は地銀、信託、証券など。大手行は0.065%で調達、その後も0.06%で調達意欲を示した。当座預金残高が82兆円台の高水準を維持する方向となる中、資金余剰感の強まりで、金融機関の資金調達圧力は弱い。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは国庫短期証券の発行要因で強含み。3カ月物の国庫短期証券(387回)は前日の落札水準を反映した0.090%での出合い。共通担保資金供給(全店、固定金利方式)オペの落札結果は、応札額が940億円と入札予定額8000億円に大きく届かず、札割れとなった。札割れは6回連続。極端な資金余剰感を反映している。
ユーロ円3カ月金利先物は小動き。中心限月2014年6月限は前日清算値比変わらずの99.750。
<15:09> 国債先物は小反落、長期金利0.755%に上昇
8日の国債先物は小反落。前日の米国市場でリスク回避の動きから、株安・債券高となった流れを引き継いで買いが先行。その後は高値警戒感が浮上する中、日経平均株価がプラス圏で推移したことから、売りに押される展開となった。後場は外為市場で円高基調を強める中、日経平均株価がマイナス圏に沈んだことを確認した買い戻しが優勢となり、下落幅を急速に縮小した。日銀金融政策決定会合では予想通り金融政策が据え置かれ、マーケットへのインパクトは乏しかった。現物債では長期ゾーンに前日の反動で利回りに強めの上昇圧力がかかる場面があったが、午後の取引では国債先物主導で押し目買いが入り、利回り上昇幅を縮小した。中短期ゾーンは益出し優勢。30年債入札を翌日に控える超長期ゾーンは終盤に先回り買いが入ったとの指摘があり、市場全般が軟化することに逆行する展開となり、利回りは低下した。30年39回債利回りは前営業日比3bp低下の1.795%と6月18日以来の低水準となった。
国債先物中心限月9月限の大引けは、前営業日比1銭安の144円01銭。長期金利は同0.5bp上昇の0.755%。
<14:20> 共通担保資金供給の応札額940億円、6回連続の札割れ
日銀が実施した共通担保資金供給(全店、固定金利方式)オペの落札結果は、応札額が940億円と入札予定額8000億円に大きく届かず、札割れとなった。札割れは6回連続。期間は8月12日─11月5日。市場では「極端な資金余剰感を反映している。また、レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートが低位で推移していることも影響している」(国内金融機関)との見方が出ている。
<14:07> 国債先物が下落幅縮小、株マイナス圏に沈み買い戻し
国債先物が下落幅を縮小。足元の中心限月9月限は前営業日比10銭安の143円92銭近辺で推移。後場の序盤は、日経平均株価が上昇幅を拡大したことで、国債先物は売り物に押されていたが「日経平均株価が一転マイナス圏に沈むと、国債先物に買い戻しが優勢になっている」(国内金融機関)との声が聞かれた。10年最長期国債利回り(長期金利)も上昇幅を縮小し、足元では同1.5bp高い0.765%で取引されている。
<13:40> 30年債利回りが小幅低下、入札は割安で一定の需要期待
30年債利回りが小幅低下。30年債入札を控えた調整が続いていたが、押し目買いが入った。入札について市場では「保険会社など最終投資家の強めの需要を集めるには、30年債利回りで1.850%近辺の絶対水準がほしいところだが、そこまでの調整がなかったとしても変動率が低下しているため、一定の需要は集めそうだ。また、イールドカーブで見ると、長期ゾーンに対して超長期ゾーンは割安なことも影響する見込みで、入札の波乱はないだろう」(国内証券)との見方が出ていた。7月4日の前回入札では、入札の好不調を示すテールが1銭と強い結果となり、結果発表直後に瞬間的に大きくラリーする場面が見られた。
日銀金融政策決定会合について、SMBC日興証券・債券ストラテジストの岩下真理氏は「景気回復への波及経路を確認した結果、もう一歩進めても良い数字もあったが、来週発表の4─6月期実質国内総生産(GDP)1次速報での設備投資のプラス化や、機械受注の7─9月見通しなどを見極める方向になったのではないか」との見方を示した上で、黒田東彦日銀総裁が記者会見で消費増税の議論についてどのように言及するか注目されると語った。
<12:30> 国債先物は動意薄、日銀会合結果はインパクト乏しい
国債先物は動意薄。足元の中心限月9月限は前営業日比17銭安の143円85銭近辺と前引け水準で推移している。日銀金融政策決定会合では予想通り金融政策が据え置かれ、市場では「マーケットへのインパクトは乏しい」(国内証券)との声が聞かれた。日銀は8日の金融政策決定会合で、資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆─70兆円増やす金融政策の維持を全員一致で決めた。現行の資産買い入れ方針も継続する。
<11:20> 国債先物は反落で前引け、長期金利0.770%に上昇
国債先物中心限月9月限は前日比17銭安の143円85銭と反落して午前の取引を終えた。前日の米国市場でリスク回避の動きから、株安・債券高となった流れを引き継いで買いが先行。取引開始直後には、一時144円05銭と5月10日以来約3カ月ぶりの水準まで買われた。その後は高値警戒感が浮上する中、日経平均がプラス圏で推移したことから、売りに押される展開。日銀金融政策決定会合の結果待ちで積極的な取引は手控えられた。現物市場は先物安を受けて、前日に買われた長期ゾーンを中心に軟調。一部国内勢に戻り売りが出た。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2bp高い0.770%に上昇。
<11:05> 翌日物0.065─0.07%中心、金先は動意薄
午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物は0.65─0.07を中心に取引された。主な取り手は地銀、信託、証券など。大手行は0.065%で調達、その後も0.06%で調達意欲を示した。当座預金残高が82兆円台の高水準を維持する見通しで、資金余剰感の強まりで、金融機関の資金調達圧力は弱い。
ユーロ円3カ月金利先物は小動き。債券相場は株高を受けてスピード調整が入っているが、金先は相場を動かす材料に欠け動意薄の展開。手掛かり難中心限月2014年6月限は前日清算値比変わらずの99.750。
<10:40> 銀行の7月預貸ギャップが2.8兆円縮小、相場への影響は限定的
日銀が8日に発表した7月の貸出・預金動向速報によると、預金から貸出を差し引いた預貸ギャップ(平残ベース)は、都銀・地銀(第2地銀含む)で前月に比べて2兆7980億円縮小した。
7月は海外でのM&A(合併・買収)やREIT(不動産投資信託)、電力会社、住宅ローン、賃貸住宅建設向けに資金需要が拡大。貸出が高い伸びを示す一方、預金は6月のボーナス支給に伴う季節的要因のはく落で伸び悩んだ。
市場では金融機関によるポートフォリオリバランスの動きも意識されやすいが、預金は6月の季節的要因を勘案する必要があり「預貸ギャップ縮小がトレンドとなるのか、単月の数値だけでは判断できない」(国内証券)として、債券相場への影響は限定的と受け止められている。預貸ギャップは、金融機関の国債消化余力を推し量るデータの一つとして注目されている。
<10:00> 翌日物は0.065─0.07%中心、金先は閑散小動き
無担保コール翌日物は0.065%─0.07%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。資金余剰感が広がり、金融機関の資金調達圧力が弱く、0.065%での調達も観測されている。ユーロ円3カ月金利先物は閑散小動き。中心限月2014年6月限は前日清算値比変わらずの99.750。
<09:10> 国債先物は高寄り後に下げに転じる、上値で戻り売り
国債先物中心限月9月限は前日比横ばいの144円02銭で寄り付いた。取引開始直後に一時144円05銭と5月10日以来約3カ月ぶりの水準まで買われたが、その後は軟化し143円90銭台の小幅安の水準で推移している。
前日の米国市場で米連邦準備理事会(FRB)の早期緩和縮小への思惑からリスク回避の動きが強まり、株安・債券高の流れを引き継いで買いが先行した。しかし「海外で円高が進んだわりには、朝方の国内株価が底堅く推移している」(国内金融機関)ことから、上値で戻り売りに押されている。
<08:30> 翌日物は0.065─0.07%中心、資金余剰感が広がり弱含み
無担保コール翌日物は0.065─0.07%中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。大手行は0.06─0.065%で調達意欲を示しており、一部0.065%で少額の出合いを付けた。市場では「資金余剰感が広がり、レポ(現金担保付債券貸借取引)レートが低下していることも翌日物レートが弱含んでいる要因」(国内金融機関)との声が出ている。
日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は82兆7000億円、準備預金残高は64兆9000億円程度となる見込み。
<07:25> 翌日物は0.07%中心か、当預残82.7兆円の見込み
無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引される見通し。当座預金残高は82兆円台の高水準を維持。資金需給で財政等要因に大きな変動が見られず、資金余剰感が強い地合いが継続するとみられている。金融機関の資金調達圧力は弱く「朝方の調達一巡後は、0.06%台に弱含む展開」(国内金融機関)になると予想されている。
7日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比0.003%低い0.073%だった。
日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は7日に比べて2000億円増の82兆7000億円程度になる見込み。残り所要積立額は1800億円。
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