〔外為マーケットアイ〕ドル96.40円付近、日銀総裁会見を受けやや買い戻し
[東京 8日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<16:52> ドル96.40円付近、日銀総裁会見を受けやや買い戻し
ドル/円は96.40円付近。黒田東彦日銀総裁の会見内容が伝わり、やや買い戻されている。
外資系証券関係者によると、黒田総裁が会見で「物価目標達成が大きく損なわれるなら、適切な対策をとる」と発言したことで、ドル/円、クロス円ともにやや円売りに傾いたという。
ドル/円をめぐっては、積み上がったドルロングポジションを整理する動きが続いており、欧州勢が参入する時間帯に入って、一時96.08円まで下落した。
<14:40> ドル一時96.23円に下落、日経平均下げ幅拡大で7週間ぶり安値
ドル/円は96.29円付近。日経平均株価の下げ幅が200円を超えるなか、下押し圧力が強まっており、一時7週間ぶり安値となる96.23円まで下落した。
<14:14> ドル96.62円付近、日経平均マイナス転落で下押し圧力
ドル/円は96.62円付近。日銀金融政策決定会合でいったん円高に振れた後は、戻り歩調にあったが、日経平均株価が上げ幅を縮小・マイナス圏に転落するなか、急速に押し戻されている。
午後1時半過ぎに96.86円付近にあったドル/円は、午後2時過ぎに96.55円まで下落した。
市場では「日経平均は値ごろ感からの買いが続かなかった。軟調な地合いになると、円相場が下に振れやすくなる状況に変わりはない。根っこの米株が堅調さを取り戻さない限り、不安定な状況が続くだろう」(外資系証券)との声が出ていた。
<12:18> 豪ドル上昇、7月中国輸出入は市場予想上回る
豪ドルが上昇。7月中国輸出入が市場予想を上回ったことで、同国と経済的なつながりの深い豪ドルが買われている。対米ドルは0.9064米ドル付近、対円は87.78円付近まで上昇した。
中国税関当局が発表した7月の貿易統計は、輸出が前年同月比5.1%増、輸入が同10.9%増、貿易収支は178億ドルの黒字となった。
ロイターがまとめた市場予想は、輸出が3.0%増、輸入が2.1%増、貿易収支が272億ドルの黒字だった。
<12:03> ドル96.51円付近、日銀現状維持で一部参加者が円買い戻し
ドル/円が下落。96.51円付近で推移している。日銀金融政策決定会合では、金融政策を現状維持で据え置くことが決定された。一部の市場参加者は追加緩和策を期待していたとされ、結果公表でやや円が買い戻されている。
<11:42> ドル96.64円付近で停滞、日銀現状維持でも大幅な円高予想しづらい
ドル/円は96.64円付近で停滞。仲値では輸入企業の買いがみられたものの、中国の7月貿易統計や日銀金融政策決定会合の結果待ちで足元では閑散商いだという。
大手信託銀行の関係者は、今回の日銀会合について「一部で追加策を期待している向きもあるようなので、何もなければいったん円が買われる可能性はある。ただ、大きく96円を割り込んでいく展開は予想しづらい」と話す。
<10:39> 豪ドル87円割れ、予想外に弱い豪就業者数を嫌気
豪ドルが対主要通貨で急落。対円 では87.27円付近から86.86円まで下落した。オーストラリアの7月雇用統計で、就業者数が前月比マイナス1万0200人と市場予想(同プラス5000人)に反して弱い結果となったことが嫌気されている。失業率は5.7%で、予想(5.8%)を下回った。
<09:34> ドル96.71円付近、株のプラス転換で短期筋がドル買い戻し
ドル/円は96.71円付近。日経平均株価 の寄り付きの下げが小幅で、すぐにプラス圏に浮上するなかでドル/円も持ち直した。短期筋がドルを買い戻しており、機関投資家やヘッジファンドの動きは目立たないという。
きょうは、中国の7月貿易収支や日銀金融政策決定会合の結果公表など注目イベントが相次ぐ。あおぞら銀行・市場商品部の諸我晃次長は「中国の指標が悪くて日経平均株価が前日を下回るレベルまで売られたりすれば、ドル/円はまた下を試しに行くだろう。日銀の金融政策決定会合については金融政策の変更なしがコンセンサスになっているが、いつも会合後に円買いが入ったりするので注意が必要」と話している。
朝方、いくつかの指標が発表されたが、マーケットの反応は鈍かった。財務省が発表した国際収支状況速報によると、6月の経常収支は3363億円の黒字となった。ロイターが民間調査機関に行った事前調査では、予測中央値は3930億円程度の黒字だった。
同じく財務省が発表した7月対内対外証券投資(報告機関ベース)では、生保の対外債券投資は247億円の処分超だった。銀行は1兆6629億円の取得超だった。
<08:48> ドル96円半ば、株価受けた短期筋の動きに注目
ドル/円は96.52円付近。ニューヨーク市場終盤につけた安値96.32円からは持ち直しているが、目立ったフローや材料は出ていないという。
大手信託銀行の関係者は、きょうの日経平均株価 とそれを受けた短期筋の動きに注目したいと話す。
<08:36> 英ポンド1.5492ドル付近、中銀のインフレ報告後に急伸
英ポンド/ドル は1.5492ドル付近で停滞。前日の海外市場ではポンドが急伸した。
前日、イングランド銀行(英中央銀行)が四半期インフレ報告を公表。失業率が7%に低下するまで政策金利を過去最低水準に維持する方針を表明すると、ポンド売りが強まった。しかし、投資家がイングランド銀行の利上げ時期についての予想を前倒ししたため、ポンドはすぐに持ち直した。ニューヨーク市場で7週ぶりの高値をつけた。
英失業率の7%への低下は、少なくとも今後3年は実現しない公算が大きいとみられているが、市場参加者は最近発表された一連の上向きの英経済指標を踏まえ、失業率の低下はイングランド銀行の見通しよりも早まると解釈した。
HSBCのG10FX戦略部門の米州ヘッド、ボブ・リンチ氏は「市場参加者は現在、1─2カ月前の予想よりも景気が改善していることをデータが示唆している経済情勢を注視している。データに左右される世界では、足元のデータが中銀の予想と異なる状況を示している場合、市場が中銀の予想を無頓着に受け入れることはないだろう」と説明した。
<07:58> きょうの予想レンジはドル95.90―96.90円、くすぶる下値リスク
ドル/円は96.52円付近、ユーロ/ドルは1.3336ドル付近、ユーロ/円は128.73円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が95.90―96.90円、ユーロ/ドルが1.3280─1.3380ドル、ユーロ/円が128.00―129.30円。
前日の海外市場でもドル/円の下落が続いた。ニューヨーク市場終盤に96.32円まで下げ、6月20日以来の安値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)の資産購入プログラム縮小の度合いと時期をめぐる懸念を背景に、主要通貨に対してドル安圧力がかかった。ユーロ/ドルは1.3347ドルまで上げ、6月19日以来の高値をつけた。
きょうの東京時間は、日銀金融政策決定会合の結果公表、黒田東彦日銀総裁会見、中国の7月貿易統計、日経平均株価 と注目ポイントが目白押し。国内金融機関の関係者はドル/円について「安値拾いの買いは流入するだろうが、戻りは鈍いだろう。96円ちょうどがサポートラインとして機能するか不透明で、株安や中国の指標がネガティブな結果になれば下方向のリスクがある」と話している。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.