平成２５年８月６日、安倍総理は広島市中区の平和記念公園で開催された広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参列しました。

　６８回目の「原爆の日」に行われたこの式典には、被爆者や遺族ら約５万人が参列、７０カ国と欧州連合（ＥＵ）の代表らも出席し、犠牲者の冥福と世界の平和を祈りました。

　広島市の松井一實市長と遺族代表が、今年１年間に新たに死亡が確認された原爆死没者名簿を慰霊碑に奉納し、遺族、被爆者の代表や安倍総理らが献花した後、原爆が投下された午前８時１５分、「平和の鐘」が鳴らされ、参列者全員が１分間の黙とうを捧げました。

　続いて、松井市長の「平和宣言」、こども代表の２人による「平和への誓い」が述べられた後、安倍総理が哀悼の誠を捧げ、あいさつを述べました。

　式典後、安倍総理は平和記念資料館を視察し、市内の原爆養護ホーム「舟入むつみ園」を慰問しました。

　その後、市内のホテルに場所を移し、「被爆者代表から要望を聞く会」に出席、７団体の代表者らから要望を受けた後、記者会見を行いました。