モンスター
ASIN:4344018079
この本についての書評 5 件
2012 22:56 |
モンスター
(約800字) - 晴れ、ときどき読書
田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆・・・[続きを読む] |
2012 15:40 |
百田尚樹『モンスター』の書評:“醜貌"と“美貌"の両極から描く社会と人間(男女)の不条理劇
(約2500字) - カウンセリングルーム:Es Discovery
と揶揄する容姿によって振り回される女性の自意識と周囲の反応を戯画的に切り取っている。美しい外見やスタイル、ファッション(コスメ)などのメディア情報が氾濫している現代はと言われることもある。今までの“ジェンダー(社会的性差)”では女性だけに求められることの多かったに深く悩む人が増え・・・[続きを読む] |
2010 14:20 |
「モンスター」(百田 尚樹)
(約600字) - May I ask? Please ask me.
設定は面白い。なにしろ二目と見られぬ化物のような醜い顔の女の子が、成人後美容整形で超美人に変身して別人として故郷に戻り、、、となる筈のものだろう。しかもリーダビリティはとても高くさくさく読めるし、整形の技術的知識や学校職場での人間関係やら、学問的美人論なども展開されて興味深いので・・・[続きを読む] |
2010 18:54 |
書評257 百田尚樹「モンスター」
(約700字) - ミステリ読みまくり日記 ~書評(ネタバレあり)
先週末は実家に息子だけ連れて行きました。海沿いは都会よりも涼しいっす。夜もエアコンいらないっす。町で一番の美女・未帆はかつてバケモノと呼ばれていた。醜い女が完全なる美を獲得した先にあるのは誰もが羨む幸せか、それとも破滅か。ベストセラー『ボックス!』の著者、待望の書き下ろし。『BO・・・[続きを読む] |
2010 17:00 |
-あれの最中も男たちは私の顔をまじまじと見つめた。- 書評『モンスター』 百田尚樹
(約1300字) - 身勝手な書評たち -書評ブログ-
ごくたまに見るんですが、いつも思うのは、彼女たちの人生は今後どれだけ激変するのかということ。意外に、今までと変わらない人生を生きていくことになるのか、それとも今まででは考えもしないような幸福を手に入れるのか。あるいは、容姿が美しくなったがために、逆に不幸になってしまうのか。番組で・・・[続きを読む] |