【ＢＯＸ】ニエベス、山中倒すチャンスを「逃さない」

打倒・山中に向け調整するニエベス

　◆報知新聞社後援　ワールドプレミアムボクシング　ダブル世界戦　ＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ　王者・山中慎介─同級７位・ホセ・ニエベス（１２日、東京・大田区総合体育館）　王者・山中慎介（帝拳）に挑戦するホセ・ニエベス（プエルトリコ）が７日、東京都新宿区の帝拳ジムで報道陣に練習を公開し「やっとチャンスをつかんだ。このチャンスを逃がしません」と初の世界戦に力強く語った。

　スパーリングをせず、シャドーボクシングのほかサンドバッグをたたくなどの軽めの練習で汗を流した。山中と同じ左構えで、２７戦２２勝（１１ＫＯ）２敗３分け。３２歳のニエベスは王者について「（左は）非常にスピードがあってなかなか目で追うことができない。爆発的な力を持ったパンチだと思う」と警戒を強めた。