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◆報知新聞社後援 ワールドプレミアムボクシング ダブル世界戦 WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者・山中慎介─同級7位・ホセ・ニエベス(12日、東京・大田区総合体育館) WBC世界バンタム級王者の山中慎介が、不名誉記録にストップをかける。プエルトリコ人の挑戦者ホセ・ニエベスとの4度目の防衛戦に備え7日、都内の帝拳ジムで調整を行った。過去、日本人世界王者がプエルトリコ人を挑戦者に迎えた防衛戦は3戦全敗。山中が必殺の左で、日本ボクシング界の“負の歴史”に幕を下ろす。ニエベスは同ジムで公開練習を行った。
山中が歴史を変える。チャンピオンにとって分が悪いデータにも「気にしない。じゃあ、自分が初勝利をいただきますよ」と力強く誓った。
「日本・プエルトリコ」対決の歴史は、1962年に山中の先輩でもある帝拳ジム所属の小坂照男が世界ライト級王者のカルロス・オルティスに挑戦したことから始まる。以降、日本人世界王者の柴田国明、ガッツ石松、上原康恒がプエルトリコ人挑戦者を迎えたが、ことごとく敗れた。日本人が挑戦者の立場も含め、20戦近く対戦して勝ったのは80年の上原康恒と92年の平仲明信だけだ。
ニエベスの練習を見学した国際マッチメーカーのジョー小泉氏(66)は「プエルトリコ人の典型的なスタイルはパワーと柔軟性ある動きをミックスしたボクシング。手数勝負の日本人のスタイルとは相性が悪かったのかもしれない」と解説した。ジャブやストレートの基本動作に優れ、非力な日本人が打ち勝つのは困難を極めた。
ニエベスはサウスポーながら鋭い右フックを武器に3試合連続KO中。練習を視察した担当の大和心トレーナー(38)は「上体が柔らかく、動きも速くてとらえにくそうだ」と印象を明かした。
周囲の警戒感をよそに山中は「ニエベスは逃げ回って勝つつもりなんですかね? 自分がリングの中央で構えますよ」と切り札の左ストレートで仕留めるつもりだ。
この日で計120ラウンド超に及んだスパーリングを打ち上げた。赤を基調としていたトランクスとシューズは涼しさを求め、今回は水色に変更する。「日増しに体にエネルギーが満ちている」と山中が真夏の太陽のごとく目をぎらつかせた。
(2013年8月8日06時02分 スポーツ報知)
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