古代蓮・行田蓮の写真撮影方法
埼玉県行田市にある古代蓮の里で蓮の写真撮影をします。
行田の古代蓮は、ピンク色で形が良いので写真撮影にぴったりです。
蓮の花は午前5時に入っても花は開いていません。5時くらいから8時か9時にかけて花びらが徐々に開いてきます。開いている時に花びら同士が擦れて「ポッポッ」と小さな音ですが聞こえます。
蓮の花はつぼみから4日間で花が散りますが、次から次へ蕾が出て切るので開花期間が7月から7月末までと長い期間、写真撮影が楽しめます。
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準備する物
・カメラ
・広角ズーム
・望遠ズーム
・三脚
・PLフィルター |
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1.撮影時間、タイミングは重要である。
良い形の花がないか、ひとまず園内を散策した。
散策していると蓮の葉の上に花びらが1枚落ちていました。
落ちた花びらは半分陰に隠れているタイミングが悪い。
また、写真上部の花びらが中途半端に切れている。
構図が悪い。 |
28mm 1/1600 F2.8 ISO100 |
28mm 1/3200 F2.8 ISO100 |
2.花びらの上には2本並んだ蓮の花が咲いています。これを下から狙って花の背景が青空となるよう撮影しました。
撮影日が曇り空だとこのような背景を青くして撮影することは出来ません。天気もタイミングの1つだという事になります。
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3.時間が経った後、再度花びらが落ちている場所に行き、落ちた花びらと綺麗に咲いている花びらとが対比するよう構図を考え撮影。 |
28mm 1/1600 F2.8 ISO100 |
170mm 1/1600 F3.2 ISO100 |
4.背景は重要か。
ピントが合っている蓮は綺麗ですが、周りの前景・背景が混み合っていて写真全体の雰囲気を下げているのが判ると思います。 |
5.前景・背景がすっきりした場所を探します。場所を変えたり目線を低くしたりします。
探した結果、以下のような場所を見つけることが出来ました。
上記写真と比べてもらえれば判ります。どちらの方がスッキリ良い写真?
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160mm 1/1000 F3.2 ISO100 |
200mm 1/2000 F2.8 ISO100 |
6.逆光か・順光か。太陽の当たり方による違い。
逆光の写真です。花びらの描写が綺麗です。繊維が透過光によって際だっています。
この場合花びらだけをアップで狙って切り取ると良い写真になると思います。 |
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7.写真は順光です。光が万遍なく当たり爽やかな写真になっているともいます。 |
110mm 1/1250 F3.2 ISO100 |
200mm 1/1250 F4.0 ISO100 |
8.横写真か、縦写真か。
構図による違い
横構図は広がりおおらかな感じや広がりが読み取れると思います。 |
9.縦構図は、少し緊張感を与えたり、奥行き感を出したりする時に使用しますがいつも横構図だけではなく縦構図も撮影する事も良いと思います。 |
150mm 1/1250 F3.2 ISO100 |
70mm 1/500 F2.8 ISO100 |
10.直射日光か、日陰か、透過光か。光の当たり方による雰囲気の違い
日陰の蓮は、ふんわり柔らかな感じの花に見えてきます。
上記の写真と雰囲気ががらっと変わっていることが判ると思います。 |
11.蕾のため柔らかい感じで撮影したいのですが、直射日光に当たった得るため硬い感じの写真になります。 |
70mm 1/3200 F2.8 ISO100 |
70mm 1/2500 F2.8 ISO100 |
12.この写真はしゃがんで撮影して透過光で写真撮影しています。
露出「明るさ設定)を+2にして撮影しているため花びらが透き通るような透明感が出ていると思います。 |
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写真にはいろいろな場面での注意点があります。
写真を撮影する際その場で写真を撮ってみて、不要な物が写っていないか、
ピントが合っているか、ブレていないかなど注意することは沢山あります。
撮影した写真をじっくり観察すると次に気をつければよいことが見えてくると思います。
こうすることによって、失敗写真が少しずつ減ってくると思います。
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古代蓮・行田蓮の写真撮影方法
カメラ撮影テクニック |
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