消防技術安全所技術で実施された 東京消防庁消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)による訓練展示の模様です。訓練展示を行うのは、 東京消防庁第三方面消防救助機動部隊。
トラックが自損事故を起し、運転手が意識不明。
内容不明の化学物質の入ったドラム缶が、荷崩れして路上に放置されています。
119番通報が東京消防庁にあり、東京消防庁第三方面消防救助機動部隊の特殊災害対策車が出動。検知型遠隔探査装置(検知型ロボット)を使用します。
検知型遠隔探査装置(検知型ロボット)は、化学物質など危険な環境下でも隊員の安全を確保しつつ調査することができます。
消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)隊員が、汚染物質などの影響のない場所から遠隔操作をします。
特殊災害対策車から消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)が化学防護服を着用して出てきました。
手には、化学物質を調べる検査器。
周囲に人が入らないように警戒区域を設定します。
トラックの運転手の怪我や意識レベルなどの状況を確認します。
運転手を担架に収容、搬送します。
運転手を除染する隊員へ引き継ぎます。
化学物質に汚染された運転手の除染を開始します。汚染された衣服を切りながら、脱がせます。
そして除染をします。実際の災害現場では、プライバイシーに配慮して外部から見えない環境で作業をします。
除染後は、救急隊に引き継ぎます。
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