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安積黎明・星さん日本一「先輩のおかげ」 全国高校かるた

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読手コンクールで最優秀賞に輝いた星さん
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長崎県で開かれた第37回全国高校総合文化祭小倉百人一首かるた部門・第21回全国高校かるた大会で、安積黎明高2年の星杏奈さん(16)が読手(どくしゅ)コンクールで日本一となる最優秀賞に輝いた。同部門での日本一は県内で初めて。
大会は2〜4日に行われ、かるたを取り合う競技とは別に、読手コンクールは、間合いなど句ごとに定められた詠み方の技術を競った。大会前のテープ審査で上位8人が決定、このうち星さんを含む上位3人が大会で実際に句を詠み、順位を争った。
高校入学後にかるたを始めたという星さんは、昨夏から読手となった。「いろいろな大会で詠ませていただいた経験が生きた」という。また、はかま姿で読手を務めるだけに「これまで指導を受けてきたお辞儀や返事などの礼儀も評価されたと思う」と振り返った。読手コンクールでは、同校の読手がわずかな差で日本一を逃してきた。「いまだに実感はないが、歴史と、さまざまなことを教わった先輩のおかげ」と星さん。「来年も出場したい。目指すは2連覇」と高らかに宣言した。
(2013年8月8日 福島民友トピックス)
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