A・ロッド強行出場で選手生命の危機
2013年08月08日 11時00分
【テキサス州ヒューストン6日(日本時間7日)発】米大リーグ機構(MLB)から薬物規定違反により、8日(同9日)以降の今季残りと来季全試合の計211試合の出場停止処分を科されたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)は、今季初出場となった前日に続き、この日も敵地でのホワイトソックス戦に3番・DHで強行出場した。第1打席は四球だった。
出場停止は8日以降とはいえ、打席に立つロドリゲスにファンはブーイング。インターネットには批判的な書き込みが目立つ。また、異議申し立てをする意向を示していることもあり、擁護する米メディアはない。スポーツ・イラストレーテッド誌(電子版)は「異議申し立てすれば今季は残り全試合に出場できそうだが、果たしてそれは彼の将来にとってどれだけいい影響をもたらすのか」と疑問を投げかけた。処分確定まで試合出場は可能だが薬物規定違反の調停で選手の主張が通るケースは少ない。処分開始時期が遅れれば、復帰時期も2015年の開幕からずれ込む。選手生命に影響しそうだ。
もっとも、メディアが一斉に報じていることから世間の関心は高い。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によれば、ロドリゲスが今季初出場した前日のホ軍戦を中継したヤ軍傘下のテレビ局YESネットワークの視聴率が今季の平均視聴率2・53%を大きく上回る4・34%だった。ロドリゲスが第1打席に入った午後8時30分から同45分にかけては、最高視聴率8・2%をマークしている。
通算647本塁打の強打者はどうなるのか。
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