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【大リーグ】

黒田はダルビッシュと同内容も7敗目 打線の援護に恵まれず

2013年8月8日 紙面から

◇ホワイトソックス3−2ヤンキース

 【シカゴ穐村賢】ヤンキースの黒田博樹投手(38)は6日、敵地でのホワイトソックス戦で7イニングを9安打3失点も援護に恵まれず、7敗目(10勝)を喫した。6月30日以来の黒星に「勝たないと何も始まらない。悔しいだけ。この時期に来てゲームをつくったとかは意味がない」と険しい表情だった。

 いつものように我慢の投球だった。1回に相手の暴投などで先制点が転がり込んだが、その後は孤独なマウンドが続く。4回に同点とされると、6回には1死一、三塁から併殺崩れの間に勝ち越される。7回2死二塁では追い込んだデアザに粘られ、根負けする形で8球目を右前に運ばれ、「結果的に大きな1点だった」と目を伏せた。3失点中2点が2死から。身上の粘りの投球がこの日はできなかった。

 今季最多116球、4戦連続のクオリティースタートも実らず、チームは3連敗。地区首位レッドソックスの背中ははるか遠く、地区優勝はもちろん、ポストシーズン進出も風前の灯。それでも、ベテラン右腕は「もう一戦一戦勝つしかない。味方の得点の中で勝つ投球をしないと。与えられた責任はそこ」と必死に前を向いた。

 

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