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みんな江田幹事長交代 後任は浅尾氏
8月7日 17時21分

みんな江田幹事長交代 後任は浅尾氏
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みんなの党は、両院議員総会で、江田幹事長を交代させ後任に浅尾政策調査会長を充てることを決めました。渡辺代表は今回の人事について、「政界再編などを巡り、江田氏とは信頼関係が壊れてしまったため更迭した」と説明しました。

みんなの党は、7日、両院議員総会を開き、冒頭、渡辺代表は「これから示す人事は、熟慮に熟慮を重ねたもので、新しい党改革、新しい党の融和、新しいみんなの党の方向性を実行していくためのものだ」と述べました。そして、渡辺氏は、江田幹事長を交代させて後任に浅尾政策調査会長を、また政策調査会長の後任に水野幹事長代理を充てる人事案を示しました。
これに対して、出席者からは「渡辺氏と江田氏の間で融和を図り、結束すべきだ」という意見が出た一方で、「代表の人事案には従うべきだ」という意見も出され、最終的に人事案は承認されました。
みんなの党では、党運営の在り方や野党勢力の結集の進め方などを巡り、渡辺代表と江田氏の間で意見の違いが表面化していました。
両院議員総会のあと、渡辺代表は記者会見し、今回の人事について、「江田幹事長とは政界再編などを巡り方向性のギャップができ、信頼関係が壊れてしまったため更迭した」と説明しました。そのうえで、「党内不和の原因を取り除いたので、全体として融和を図っていける」と述べました。
一方、江田氏は記者会見で、「党の抜本的な改革を提案し、その改革が緒に就いたばかりで幹事長の職を解かれたことは誠に残念だ。今後は一兵卒として、さらなる党改革の断行と、野党の再編に取り組んでいく」と述べました。また、江田氏は離党する可能性について、「離党はしない。私から離党する理由はない」と述べました。

渡辺代表を補佐

浅尾新幹事長は記者会見で、「渡辺代表を補佐して、みんなの党を中心に、大きな政治勢力を作ることに力を尽くしたい」と述べました。また、浅尾氏は江田氏について、「党に多大な貢献をされたのは間違いない。ただ、参議院選挙が終わった直後の記者会見で、『党内に問題が存在する』と述べていたが、江田氏は本来であれば、執行部の一員として、解決策を示すのが筋で、大変、違和感を覚えていた」と述べました。

江田氏とは今後も意見交換

先の参議院選挙で、選挙協力を巡りみんなの党の江田氏と協議を続けていた日本維新の会の松井幹事長は、7日夕方、記者団に対し、「渡辺代表は、われわれと連携するような関係が嫌で、江田幹事長を更迭したのではないか。今後、みんなの党との話し合いは、役職に応じた方とするが、江田氏とは、これからもいろいろな形で、意見交換していきたい」と述べました。

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