欧州で着実に成長を続け、確かな存在感を示す本田圭佑。UEFA.comによるインタビューの最終回では、FIFAワールドカップに臨む日本代表への思いを話してくれた。
UEFA.com:ワールドカップのグループリーグで日本代表が対戦するオランダ、カメルーン、デンマークの3カ国について、どのような印象を持っていますか?
本田圭佑:漠然とした印象しかないですね。もっともっと調べていく必要があると思います。選手一人ひとりの特徴については理解していないので、それをこれからやっていかないと。
UEFA.com:インテルのベスレイ・スナイデル(オランダ)やエトー(カメルーン)などは、ワールドカップでも顔を合わせる可能性があるだけに、今回の対戦でもやはり気になるところでしょうか。
本田:そうですね。言われてみるまで、気にしていませんでしたが、そう聞くとそんな気もします。ただ、スナイデルやエトーには負けたくないとは思いますが、それは二人に限ったことではなくて、インテルの他の選手にも負けたくないです。
UEFA.com:リーグ戦にUCLと、ワールドカップイヤーに沢山の試合をこなさなければならないのは、選手にとって良いことでしょうか、悪いことでしょうか。
本田:まあ、両面あるんじゃないでしょうか。良い面としては、試合勘をしっかり保てるということ。ただ、それでも疲れは溜まるので、けがが増える危険性はあると思います。
UEFA.com:ワールドカップでは、日本代表にどのような形で貢献したいと思いますか? 抱負はありますか?
本田:とにかく自分のプレーをするだけです。点に絡むようなプレーを心がけて、アグレッシブに相手のゴールに向かう。そんな危険な選手でありたいです。まだ正式にメンバーに選ばれた訳ではないので、抱負は決まってみないと分かりませんが、とにかく自分らしいプレーをするのが、チームに貢献する最善の道じゃないでしょうか。
UEFA.com: 日本代表はワールドカップでどこまで勝ち上がれると思いますか?
本田:岡田(日本代表監督)さんはベスト4を目指してますので、チーム一丸となって、その目標を達成するように頑張りたい。現実味があるかないかでいえば、可能性は低いかもしれませんけど、僕らはそれを目標にして、現実にすることができるよう、トレーニングに励んでいくだけです。
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