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中部電力 首都圏で電力販売へ
8月7日 6時54分

中部電力 首都圏で電力販売へ
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中部電力は、3年後をメドに始まる電力の小売りの全面自由化を見据え、三菱商事の子会社で企業向けに電力を販売する「ダイヤモンドパワー」を買収し、首都圏での電力販売に乗り出すことになりました。

関係者によりますと、中部電力は、三菱商事の子会社で東京に本社がある電力の小売事業者の「ダイヤモンドパワー」について、ことし秋までに株式の80%をおよそ10億円で取得して子会社化する方針を固めました。
「ダイヤモンドパワー」は、平成12年に三菱商事が設立した会社で、企業や工場などで余った電力を買い取り、オフィスビルや店舗などに販売しています。
中部電力が「ダイヤモンドパワー」の買収に乗り出すのは、3年後をめどに家庭でも電力の契約先を自由に選べるようになる「小売りの全面自由化」を見据え、首都圏への事業エリアの拡大を図るためです。
このほかにも中部電力は、東京電力と共同で茨城県内に新たな火力発電所を建設し、今後、首都圏と中部圏に電力を販売する計画も進めています。
電力会社が地域を越えて電力を供給するケースはこれまでほとんどなく、今後、販売自由化に向けての動きが加速しそうです。

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