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速度制限32区間で引き上げ 岡山市の一部で70キロも
交通実態に対応 11区間は引き下げ

2010/4/22 11:19
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 道路交通環境の変化や道路利用の実態に合わせて柔軟に対応するため、3月までに全国32区間(全長約106キロ)で規制速度が引き上げられたことが22日、警察庁のまとめでわかった。岡山市の国道2号の一部では法定速度を超す70キロでの走行がOKとなった。一方、11区間(全長約9キロ)は引き下げられ、6区画(同約15キロ)は据え置かれた。

 実際に通行している車の速度など交通実態を考慮し、昨年10月から全国の警察で見直しが進められていた。見直し対象となったのは計約5300区画。このうち0.9%の49区画で点検が終了した。自動車専用道路の横浜新道(横浜市)や有料道路の新神戸トンネル(神戸市)の一部など、法定速度を超す規制速度を検討中の15区間を含め、2011年度末までにすべて措置を終える方針だ。

 岡山市の国道2号は、警察庁が昨年10月に規制速度について「原則70キロか80キロ」と示したバイパスなどの「自動車の通行機能を重視した構造の道路」のレベルに分類。立体交差化した4車線の長さ約12キロで今年3月、歩行者や自転車を通行止めにし、60キロから70キロに改めた。一般道では、福井市の市道で同様に30キロから60キロにするなど29区画で引き上げられた。

 住民が日常生活で使う生活道路でも、点在する住宅や畑の中にある和歌山市の市道(全長約0.7キロ)では「見通しがよく、踏み切りもあってスピードも出ない」(和歌山県警)などの理由から、20キロから60キロに最高速が変更されるなど2区画で引き上げられた。

 一方、引き下げについても柔軟対応。住宅街の中などにある生活道路で、住民の要望なども受け、4区間で実施。京都市左京区や愛知県一宮市の市道などで60キロから30キロに改められるなど歩行者などに配慮した。一般道でも愛媛県の3区画をはじめとする7区間で行われた。

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警察、自動車、横浜市、規制速度、警察庁、有料道路、法定速度、岡山市、自転車

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