法哲学/研究教育余録

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ふなっしー、或いは暗黒生命の輝き

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 狂ったようにそこらじゅうを飛び跳ね、間断なく奇声を発しながら、「ヒャッハー!」と雄叫びをあげる《ふなっしー》。その姿には、神々しさ(sublime)さえ感じられる。荒ぶるFunabashiの原地母神よ。その名は、船橋の名産であるところの梨に由来するが、「無」を忌避し「ありのみ」とも呼ばれるこの果物の花言葉は「和やかな愛情」である。(和やかな愛情=ふなっしー??)

花の折かしはにつつむしなの梨は一つなれどもありのみと見ゆ(『山家集』哀傷歌)

 その名を万葉仮名で記すならば、「不無津死夷」とすべきか。中%新一風に解説するなら、敢えて二重否定を冠することによって、逆接的に《死》への欲動を露わにするタナトゥス/アポロン的二重背反的存在。「船橋」という地名の由来が、川の彼岸と此岸とを渡すことにあったように、《ふなっしー》は、生と死との両岸で、相反するものを架橋するのである。ノエマ・ノエシス、エルゴン、絶対矛盾自己同一!

 古代、海老川は、現在より川幅が広く、水量も多かったため、橋を渡すのが困難だったそうです。そこで、川に小さな舟を数珠つなぎに並べて上に板を渡し、橋の代わりにしたことから「船橋」という名がつきました。(船橋市役所のHPより)

 ふなっしーよ!生きろ、そして死ね!(Live and Let Die~♪)


Paul McCartney & WINGS - Live And Let Die - YouTube

 ちなみに、Live and let live とかLive and let die とかは全然こういう意味ではない。あと、死ななくてイイです。結構好きなので。むしろ、元気でいて下さい。

 

《余談》

 二〇年以上前に、船橋市に住んでいたので、ふなっしーには親近感を感じる。駿台・中山寮(下総中山)の住人だったのである。その頃は、毎日、下総中山から御茶ノ水へと通っていた。下総中山の思い出と言えば、真間川と人吉(じんきち)。日曜日に食べる人吉弁当!他には京華の中華丼と、らら・ぽーとのしゃぶしゃぶ食べ放題。あの頃の中山寮の人びとよ、みんな元気にしているだろうか?