トップページ政治ニュース一覧自民 TPP窓口幹事長一元化
ニュース詳細

自民 TPP窓口幹事長一元化
8月5日 7時25分

自民 TPP窓口幹事長一元化
K10035398011_1308050730_1308050734.mp4

TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、自民党は、党内の足並みが乱れる事態を避けるため、政府側との調整の窓口を石破幹事長の下に一元化し、党の意向を交渉に反映させるよう求めていく考えです。

TPPを巡って、日本は先月から交渉会合に参加していますが、参加国は「保秘契約」を結んでいるため、詳しい交渉内容などは明らかにされておらず、自民党内では「コメや麦など農林水産分野の5品目を関税撤廃の例外とする」とした党の方針が守られるのか、不安視する声も出ています。
こうしたなか自民党は、TPP参加に慎重な議員が政府に直接働きかけるなどして、党内の足並みが乱れる事態を避けるため、政府側との調整の窓口を石破幹事長の下に一元化することになりました。自民党としては、これによって、政府から交渉の進捗(しんちょく)状況などの情報を得やすくしたうえで、党の意向を交渉に反映させるよう求めていく考えです。
政府は、今月下旬にブルネイで開かれる次の交渉会合に向けて、関税を撤廃する品目を記載したリストの策定作業を本格化しており、自民党も、石破幹事長の下で積極的に情報収集を進めることにしています。

[関連ニュース]
k10013539801000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ