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〔外為マーケットアイ〕 ドル98.43円付近、材料も流動性も欠く夏相場

2013年 08月 6日 17:51 JST
 
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[東京 6日 ロイター] -

〔外為マーケットアイ〕

<17:45>  ドル98.43円付近、材料も流動性も欠く夏相場

ドル/円は98.43円付近。午後、日経平均株価 の堅調推移や豪ドル/円 の上昇など複数の要因がドル/円持ち直しにつながったが、欧州市場入り後はもみあっている。

大手邦銀の関係者は、足元のマーケットについて「昼過ぎの築地市場」と形容する。2日の7月米雇用統計を通過して、市場参加者は手元の運用資金を小幅に動かす程度だという。「ボラティリティが低下し、相場の焦点も定まっていない。材料も流動性もない『夏相場』で、細かいトレーディングで蓄えを減らしたくないというのが投資家の本音」と話す。

<14:51> ドル98.40円に上昇、国共済年金の運用比率変更報道も上げ要因

ドル/円が98.40円に上昇。日経平均株価 の戻り歩調に合わせて再び上げ基調を強め、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)理事会の結果が伝わった直後につけた高値98.38円を上回った。

大手信託銀行の関係者は、午後のドル/円の上昇要因として、午前に伝わった国家公務員共済年金(国共済年金=KKR)の運用資産の株式・債券比率などの変更に関する報道を挙げている。

ロイターは、国家公務員共済年金が運用ポートフォリオのアロケーションを変更し、株式や債券などリスク資産の比率を高める方向で検討していることがわかったと報じた。複数の関係筋によると、今秋をめどに変更案の詳細を取りまとめ、正式発表する見通し。今年6月には、世界最大の公的年金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が株式投資の割合を増やす決定をしているが、KKRによる投資方針の見直しはこれに続く動き。

ただ、前出の信託銀関係者は、変更案の詳細次第ではドル/円の押し上げ効果がはく落するリスクもあるとみている。

<13:52> ドル98円前半、豪ドルは0.89米ドル後半できょうの高値圏

ドルは98.24円付近で、豪中銀の利下げ発表後につけた高値98.38円から小幅に低下している。豪ドルは0.8965米ドル付近できょうの高値圏。

JPモルガン・チェース銀行の債券為替調査部長、佐々木融氏は、豪ドルについて「事前に50bpの利下げ観測もあったので、いったん買い戻しになっている。しかし、利下げ期待は今後も続くと見られ、豪ドルはこれからも弱さを引きずるだろう」との見方を示した。 ドル/円については、「9月のFOMCではQE縮小の可能性があると考えている。QE終了後は米金利は低下する傾向があるため、今回も米金利が低下し、ドル安方向の圧力がかかる余地がある」と同氏は予想する。

<13:40> 豪ドル上昇 豪中銀は25bpの利下げ決定、予想通りで買い戻し

豪ドルが上昇。対円 で88.11円まで、対米ドル では0.8970ドルまで上げた。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き下げて2.50%とすることを決定した。事前予想通りの結果で、豪ドルはいったん買い戻されている。

豪中銀は声明で「成長を支援するため、必要なら政策を調整する」「豪ドルは一段と下落する可能性」などと指摘している。

<13:09> ドル98.16円付近に強含み、日経平均下げ渋りで円売り

ドル/円が強含み。98.16円付近で推移している。東京株式市場では日経平均株価 が急速に下げ渋っており、主要通貨に対して円が下落している。

<11:42> ドル98円付近、豪中銀理事会控えてポジション整理が進む

ドルは97.95円付近で上値が重い。豪中銀理事会を午後に控えてポジション整理が出ているほか、アジア株安でリスクオフムードが広がり、豪ドル/円 やユーロ/円 などクロス円の弱さが目立っている。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のきょうの理事会について、ロイターがエコノミストを対象に行った調査によると、政策金利は25ベーシスポイント(bp)引き下げられ過去最低の2.5%になると22人全員が予想した。RBAのスティーブンス総裁のハト派的な発言が根拠となっている。

市場の一部では50bp利下げの思惑も出ているが、「どんな結果であっても、いったんは豪ドル売りになりそうだ。ただ、下落地点が底になって反発する可能性がある」(FX会社)との意見が出ていた。

<11:17> ユーロ129円後半、HSBC「新興国の企業景況感が悪化」

ユーロは129.92円付近で、朝方の高値130.31円から下落した。日経平均 が200円を超える下げになっているほか、他のアジア株も弱く、全般にリスクオフのセンチメントに傾いている。   HSBCによると、新興国の製造業およびサービス業の購買担当者景気指数(PMI)が7月は49.4と、6月の50.6から低下し、景気拡大と縮小の分かれ目となる50を2009年4月以来、4年余りぶりに下回った。先進国との違いが鮮明で、世界経済の持続的回復が危ぶまれるという。

新興国の総合PMIは、HSBCが新興16カ国の約7500社の購買担当者に調査した結果が基となっている。

HSBCのアジア経済リサーチ共同責任者フレデリック・ノイマン氏は「新興国はまだ、日米欧の需要安定化によるプラス効果を実感していない」と指摘し「現在、新興国は製造業のシクリカルな低迷とサービス分野の活動鈍化が最終的に雇用悪化につながることが主なリスクとなっている」と述べた。

HSBCによると、主要新興国のブラジル、中国、ロシア、インド(BRIC)は、生産に関する指数が2009年以来初めて50を下回った。新規ビジネスも低迷。雇用は概ね横ばいで、インフレ圧力は弱まった。 BRICでは中国が最も悪かった。

<10:08> ドル98円付近、短期筋による米雇用統計後の敗戦処理が続く

ドルは98円付近。ドルロング/円ショートの巻き戻しを受け、一時97.89円まで下落した。

ユーロは130円付近。一時129.88円まで下落した。

「特に新しい材料が出ているわけではないが、米雇用統計前に盛り上がってドルを買った短期筋が、じわじわとポジションを投げさせられている。(短期筋が)積極的にドル売りで攻めているわけではない」(投資家)という。また、ユーロ/円、豪ドル/円などのクロス円が弱いことも、ドル/円の上値を重くしているという。

ただ、前回7月末に97円半ば付近までドルが下落した際には、輸入企業や投資家の買いで下値が支えられたため、短期筋の間では「今回も97円半ばは割り込まないとの期待があるようだが、実際、97円半ばを割り込んで来れば下げが加速するだろう」(同)とみられている。

<09:19>ドル98円前半、NZドルはボツリヌス菌騒動受けた安値から反発

ドルは98.03円付近でジリ安、株安を受けクロス円相場も総じて軟調となっている。市場の関心は午後の豪中銀理事会に向けられている。    ニュージーランド(NZ)ドル は0.7825/30米ドルの気配。NZドルは5日の取引で一時0.77米ドル付近まで下落し、6月24日以来の安値を付けた。

ニュージーランドの大手乳製品輸出企業フォンテラ は3日、同社の一部乳製品にボツリヌス中毒症を引き起こす細菌が混入した可能性があると発表した。中国の国家品質監督検査検疫総局は4日、中国企業4社が汚染された可能性のある製品を輸入していたと発表し、ニュージーランドとオーストラリアからの輸入停止を決定した。

乳製品の生産はニュージーランドの輸出収入の約4分の1を占めることから、事態の展開次第では輸出が打撃を受け、通貨の下落要因となる可能性があるとみられている。

ラボバンクのシニア通貨ストラテジスト、ジョン・フォーリー氏は「今回の不祥事がさらに深刻化し、さらに多くの国がニュージーランドの乳製品の輸入禁止に踏み切れば、ニュージーランドドルは一段と下げるだろう」と語り、0.70米ドルを目指す展開もあり得るとの見方を示した。

<08:30> 豪ドル0.89米ドル前半、きょう25bpの利下げを確実視

豪ドル は0.8912/17米ドル付近の気配。前日は3年ぶりの安値水準となる0.8848米ドルをつけた。   オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のきょうの理事会についてロイターがエコノミストを対象に行った調査によると、政策金利は25ベーシスポイント(bp)引き下げられ過去最低の2.5%になると22人全員が予想した。RBAのスティーブンス総裁のハト派的な発言が根拠となっている。

政策金利のオフィシャルキャッシュレートについて、大半はそれ以上引き下げられることはないと見込んでおり、数人が25bpの追加利下げも選択肢のうちだと予想。年末までに2%に引き下げられると1人が予想した。

市場では、50bpの引き下げを見込む向きもおり、織り込み済みとなっている25bpの利下げ幅であれば、達成感から豪ドルが買い戻されるか、失望感から一段と売り込まれるか、地合い次第では両方向のリスクがありそうだという。

<07:45> きょうの予想レンジはドル97.80―98.80円、豪中銀の政策会合に注目

ドル/円は98.24円付近、ユーロ/ドルは1.3260ドル付近、ユーロ/円は130.27円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が97.80―98.80円、ユーロ/ドルが1.3210─1.3310ドル、ユーロ/円が129.70―131.00円。

 5日終盤のニューヨーク外為市場ではドルが対円で続落し、98円台前半で取引された。前週末の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比16万2000人増にとどまり、米連邦準備理事会(FRB)が債券買い入れプログラムの規模を早期に縮小するとの観測がやや後退した流れを引き継いだ。   この日最も注目されているのは、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の政策決定会合の行方だ。「市場では0.50%ポイントの下げの観測も浮上している。0.25%ポイントの利下げは織り込まれているとみられ、0.25%ポイントであれば、材料出尽くし感から豪ドルが買われる可能性も否定できない」(外為アナリスト)とみられている。

豪ドル の対米ドル相場は前日下落し、一時は3年ぶりの安値水準となる0.8848米ドルをつけた。

 
 
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