Updated: Tokyo  2013/08/06 20:38  |  New York  2013/08/06 07:38  |  London  2013/08/06 12:38
 

債券は下落、流動性供給入札弱めで長期・超長期安い-株価上昇も重し

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  8月6日(ブルームバーグ):債券相場は下落。きょう実施された流動性供給入札が弱めの結果となったことを受けて、長期債や超長期債を中心に売りが優勢だった。午後に入って、国内株価 が上昇に転じたことも相場の重しとなった。

東京先物市場で中心限月の9月物は前日比横ばいの143円72銭で開始し、直後に下げに転じた。いったんは4銭高の143円76銭まで上昇する場面もあったが、午後は株価 が上昇転換したことなどから水準を切り下げ、143円64銭まで下落。結局は6銭安の143円66銭で引けた。

現物債市場で長期金利 の指標となる新発10年物国債の329回債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.775%で開始し、午前は同水準で推移。午後零時45分の入札結果発表後は0.78%に上昇した。20年物の145回債利回りは0.5bp高い1.705%で推移していたが、入札結果発表後には1.725%まで上昇。その後は1.72%。30年物の39回債利回りは2bp高い1.84%と7月26日以来の高水準を付けた。

RBS証券の福永顕人チーフ債券ストラテジストは、「きのう米国債が売られたことを受けて、円債はもっと売られるかと思ったが、それほど調整せずに流動性供給入札を迎えたので、入札結果は良くなかった。長い年限を中心に売りが優勢となっている」と指摘。 一方、「短い年限は日銀の買い入れオペを背景にしっかり」だと話した。

財務省がこの日実施した流動性供給入札(発行額3000億円)の結果では、募入最大利回り較差がプラス0.011%、募入平均利回り較差はプラス0.005%となった。投資家需要の強さを示す応札倍率は2.04倍と4月5日入札以来の低水準となった。

株高、米債安

株式相場は反発。TOPIX は前日比0.8%高の1193.66で引けた。午前は1.3%下落したものの、午後に持ち直し、取引終盤にかけて堅調推移となった。

メリルリンチ日本証券の大崎秀一債券ストラテジストは、米債安で債券先物には前日に上昇した反動が出たと指摘。「きょうは流動性供給入札、9日には30年債の入札が実施される。生保などは買い意欲はあるものの、金利水準からはいったん調整がほしい」とも話していた。

5日の米債相場は下落。米10年国債利回り は前週末比4bp上昇の2.63%程度。米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況指数は56と5カ月ぶりの高水準となり、景気回復の新たな兆候と受け止められ、年内に金融当局による債券購入の縮小が始まるとの見方が広がった。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 池田祐美 yikeda4@bloomberg.net;東京 赤間信行 akam@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net;Rocky Swift rswift5@bloomberg.net

更新日時: 2013/08/06 15:47 JST

 
 
 
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