“ご当地キャラ総選挙” ふなっしー優勝8月6日 17時47分
「ゆるキャラ」とも呼ばれる、いわゆるご当地キャラクターの人気ナンバー1を決める「ご当地キャラ総選挙」が東京都内で行われ、千葉県船橋市の「ふなっしー」が優勝しました。
この催しは日本百貨店協会が開いたもので、東京駅に隣接する大手デパートの会場には、応募があった全国およそ480のキャラクターのうち、事前の投票で勝ち残った、▽北海道夕張市の「メロン熊」、▽福島県郡山市の「がくとくん」、▽千葉県船橋市の「ふなっしー」、▽愛知県岡崎市の「オカザえもん」、▽大阪・東大阪市の「いしきりん」、▽香川県高松市の「ことちゃん」、▽鹿児島県伊佐市の「イーサキング」の、7つのキャラクターが出場しました。
各キャラクターが地元のPRなどそれぞれ最後の訴えを行ったあと、決選投票の結果が発表され、「ふなっしー」が第1位の「トップ・オブ・ご当地キャラ」に選ばれました。
「ふなっしー」は地元の自治体が企画した公式や公認のキャラクターではなく、個人で活動していますが、ほかのキャラクターにはない軽快な動きなどで知名度も高く、人気を得ていました。
また、2位は「オカザえもん」、3位は「ことちゃん」でした。
一方、過去に同じような大会で優勝し、その後人気を博した熊本県の「くまモン」などは、今回応募しなかったということです。
上位3つのキャラクターはこの秋から全国のデパートでイベントなどに参加するということで、百貨店協会では地域のPRを通じて売上げ増加に一役買ってもらいたいと期待を寄せています。
優勝した「ふなっしー」は、「ありがとなっし-。1匹で活動を始めたときは誰も協力者がいなかったが、活動していくうちにファンが増え、こうやって1位になれて本当にうれしい」と話していました。
日本百貨店協会の村田荘一販売促進委員長は、「ご当地キャラクターに全国を巡回してもらうことで、楽しみながら買い物をしてもらう、昔ながらの百貨店のよさを実現していきたい」と話していました。
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