3)10/11、HDD見積もりでのやりとり その2
とにかく日本データテクノロジーA氏は、一刻も早く修理しないしとリスクは高まり、データを救出できる可能性は低くなるとのことを再三強調。
「出来るだけ早く、少なくとも本日中に決済を願いたい」ということで、
午前中、途中経過をまた連絡をするということになった。
この見積もりをD社様に出すと、さすがに企業とはいえ、何百万の見積もりを数時間で決済することなんて到底無理との返事が返ってくる。
バックアップデータからの戻し時のエラーを解析して、もとに戻すという、最悪でも必要な部分だけでも戻し、使っていくしかないであろうという話になる。
正午に日本データテクノロジーA氏から再び電話がある。
金額が折り合わないと話すと、A氏は、
「自分では見積もりは変えられないから技術のものと相談して連絡する。」
と、10分もたたないうちに、見積もりが入る。
納期が若干増えたけど、なんと69万にも減額されている。
(大幅値引き!)
すかさず、A氏より電話。
15時まで(午後3時まで)に決済した場合の特価とのこと。
それは、無理だというと、A氏は本日20時まで居るのでそれまでに決済してもらいたい。
でないと、「修理は出来ない。本日、HDDは着払いで戻す。」という。
クドクドと「これ以上、待つとリスクが高くなり、救出できるデータもできなくなる!」
「D社の担当の人と直接話させてもらいたい。」
この時点で、この日本データテクノロジーという会社はかなり、やばいと感じてきた。
確かにHDDを放置していくと、状態は悪くなる場合も考えられるが、数日、ましてや数時間で大きく状況が変わるはずがない。
しかも、決済がでなければ本日中にHDDを返却するという。
なぜ返却する必要があるのか?
これは、ユーザーにとっては、ある意味、脅しである。
4)データのバックアップからの復旧ができる
金額については、D社担当の人と話して、それでもとりあえず保留し、バックアップデータからの復旧を急いだ。
結局のところ、数時間格闘した後、午後6時ぐらいに奇跡的にデータのバックアップからのほぼ復旧ができた。よかった。
5)最後の見積もりは大盤振る舞い!
そして、日本データテクノロジーA氏に作業キャンセルの連絡をいれると、これまたいろいろといってくる。藤井は、キャンセルだけ話したかったのだが、
「データは、完全に直っているのか?」
わずかな手直しが必要だというと、
「手直しにかかる口数は、どの程度なのか?」
「もしかしたらデータに問題があるかもしれない。」
など。
そして結局。
「30万円ならなんとかなる。」
と言い出した。
なんだこりゃ!!超破格値!
そして、それでもキャンセルというと、いろいろなことを言ってくる。
最後の最後は、まるで切れたような感じの口調。
とても気分が悪くなった。