【Estrella de la Luna】 Owner's Blog

Estrella de la Luna の店長 PinkMoonのブログです。お店のことはもちろん、石にまつわる話やその他いろいろ書き綴っていきます。時々MC(司会業)もやってますので、お話出来る部分はちょこっと紹介するかも…


テーマ:
ともあれ何とかHDDが戻ってきたので、HDDの機種やバージョンを調べてから新たにお願いする業者へ電話したところ、意外な事実が分かりました。
DELLにプリセットされていたHDDは、Seagate社のSATA 320GB バラクーダという機種のものです。このバージョンを尋ねられて7200.12と告げると、

「7000.11ならほぼ100%取り出せますが、12だと正直五分五分としか言えないですね」

とのこと。驚く私に、業者は

「それというのも、7200.11と12のファームウェア異常はメーカー側でも把握しているもので、11を改良したものが12になるんですが、それでもまだ改善出来ていなかったので、12でもファームウェアエラーが起こってしまうんですね。厄介なことに、中途半端に改良されているせいで、データの取り出しが難しくなっているんです」

という説明をしてくれました。
えーーーーーーーーーーー!!! 今更そんなこと言われても叫び
しかし…もはや背に腹は変えられない、今は信じてとりあえず託すしかない状況に変わりありません。他社に預けても、このHDDであれば同じぐらい難しいはずなので、厳重に梱包して発送しました。
到着後すぐに作業に入るとのことで、取り出せないと分かった時点ですぐに電話を貰えることになっていますが、データを取り出せない場合はもちろん費用は一切掛からないし、取り出せても内容に不満があれば支払わなくて良いそうです。
ここでだめだった場合は、同じく返金保障がある業者に依頼する予定です。


…まだまだ続くのでした
PR

テーマ:
翌日。

日本データテクノロジーからHDDが戻ってきました。
小さい紙袋に入ってきたが、中は一応エアキャップでぐるぐる巻きになっていました。念のためと思い、梱包を解いたところ…えっ

赤い印のところをご覧頂ければお分かりのように、あるはずのない傷がついて返ってきました。塗装が剥げているので、結構な傷だと思います。
【Estrella de la Luna】 Owner's Blog


こちらは傷部分を大きく撮影。
【Estrella de la Luna】 Owner's Blog

ちなみにこれが日本データテクノロジーへ送る前。
【Estrella de la Luna】 Owner's Blog
全く無傷です。(当たり前)

しかし戻ってくると、
【Estrella de la Luna】 Owner's Blog
このように両脇に傷が…

当然、日本データテクノロジーに苦情の電話をしたところ、電話に出た担当者はしれっと「出荷前の写真ではなんともないので、ヤマトが傷をつけたんじゃないですか?」とのたまったので、「この梱包でそれは絶対にありえないでしょう。それに、このタイプのヤマト宅急便の袋は、一度シールを剥がすと元に戻らず必ず開けた痕跡が残るようになっているのです。こちらには御社へ預ける前の画像もありますし、届いたばかりのHDDの画像も撮影しています。無傷だったというなら、その画像を今すぐメールで送って下さい」と言って電話を切りました。

30分後。

今度は新たな担当者となった日野さんという方から電話が掛かってきました。
その担当者も「出荷前の写真で見る限りは問題がないので、HDDをもう一度こちらへお送り頂いて確認させて頂きたいたいのですが」と言ってきました。
そこで「傷がついて戻ってきている段階で、既に御社への信用が全くありません。再び送り返したら、今度はどんな傷がついて返ってくるか分かりません。それに、既に今日の夕方にDELLから引き取り修理の業者が来るので、私の手を離れてしまいます。御社へ現物を送ることは出来ません」と言い、傷ついたHDDの画像を送ることにしました。

さらに10分後。

再び日野さんから電話が掛かり「確かに傷のある画像を確認いたしました」とのことでした。そして、「えーと…うちは一体どのようにさせて頂ければよろしいでしょうか?」と言われたので、「まず、一体この傷はどうやって付いたものなのか、誰が付けたものなのか、ちゃんと調べて報告しえて下さい」と返答しました。「どのみちデータ修復はお金がないという理由で断っているので再度依頼することはありませんが、ネットで検索したら見積もりを出した後に断ったら随分酷い目に遭ったという人達のブログをいくつもみたので、消費生活センターと消費者庁にはありのままを報告し、場合によっては警察へ被害届を出します」と告げました。

その30分後に日野さんから電話があり、誰がどうやって付けた傷だったのかが分かったかどうかと話を聞いてみたところ、「この傷のつき方に全く心当たりがありません」とのことでした。
出荷前に撮影していると言ってはいたものの、その画像を送って来いと言っても「機密事項なので」の一点張りで送ってこないので、撮影したこと自体嘘じゃないかと思えてきました。「申し訳ありませんでした」という言葉だけでのお詫びはされたものの(全く心が篭っていないけど)、消費生活センターと消費者庁に相談する決心はつきました。


…という訳で、まだ続きます

テーマ:
他業者と話しているうちに、日本データテクノロジーから早くHDDを取り戻したくなったので、約束していた16時よりも1時間早く電話をしました。

電話をして担当者の小宮さんを呼び出し、「実家の家族にも相談して何とかならないかと頼んでみたが、出来ないといわれてしまいました。金銭的に折り合いがつかないので、非常に残念ですがデータは諦めてパソコンごとDELLで修理してもらうので、そのままの状態で返却して下さい。梱包はこちらが送った時と同様にしっかりとして下さい」と告げた途端、ころっと態度が変わり、まるで棒読みの台詞のように全く抑揚のない声で「はい、分かりました」と言って電話を切られてしまいました。数分後、不安になったので再度電話をして呼び出してもらったところ、別の人が「私が代わりにお伺いします。沖と申します」と言われたので、にことの顛末を話し、どうしても明日午前中に返して欲しい」と言うと「今日中の発送が可能なので、すぐに手配します」と言ってくれました。

しかし…止せばいいのに、つい「日本データテクノロジー」「評判」という検索キーワードで調べてみたところ…出るわ出るわ、被害者達による書き込みのオンパレード状態にびっくり!!
さらに、日本データテクノロジーの悪徳業者っぷりは、検索してからこのように具体的な被害体験が綴られたブログを発見して知り、かなり不安になりました。

http://ameblo.jp/otaku0/entry-10570284424.html

そこで20時頃に再び電話をし、HDDの返却発送をしたかしていないか、した場合は荷物の問い合わせ番号は何かと尋ねてみました。するとまた先ほどとは異なる人が出てきました。そして、

「間違いなく発送完了しております。番号は、0000-0000-0000で明日の午前指定になります。着払いですので、840円をご用意下さい」

と言われたので、とにかく無事にHDDが帰宅することを願いながらその日は休みました。



…まだまだ続きますショック!


テーマ:
「考える時間」を貰っている間に、片っ端から他業者へ電話しました。


■D社 復旧料金 320GBのHDD 88000円~

電話して状況を説明し、見積もりを出した業者が「日本データテクノロジー」だと告げると、こういう返事でした。

「あの会社は、そうやって不安を煽って高額な料金を吹っかけてから、相手の懐具合を見て値段を下げてくるんですよ。それが常套手段です」
「本当にファームウェアの故障であれば、確かに30万ぐらい掛かることもありますが、おそらくそこまで酷くないと思います。状態を見ないと分かりませんが、弊社であれば8~10万ほどで直せると思います」
「ネットで検索すると、かなりの悪評が出てきますよ。私の口からは直接言えませんが、梱包せずに返却されたという事例もあるそうです」

日本データテクノロジーに言われたように「時間が経てばデータは取り出しにくくなるのでしょうか? 今日OKで明日だめになるということはあるんでしょうか?」と尋ねたところ「あり得ないです。もしそんなにHDDが不安定なものなら、世界中にあるパソコン全てが毎日不具合だらけになっちゃいますよ」と笑われました。確かに、冷静に考えればその通りです。
ただし「故意にダメージを与えたり、劣悪な環境に置いたりすれば取り出せなくなることはあります」とのことでした。
さらに、この会社から「日本データテクノロジーからHDDを無事に取り返すなら、この点に気をつけて下さい、とアドバイスを受けました。

・必ず宅急便発送で「翌日午前指定」と「梱包を厳重に行うように指示をする」
・決して他社へ出すと言わない

D社へ駆け込んだお客様の中には、日本データテクノロジーで見積もりを出して断った後、データ復旧が出来ないぐらいぐちゃぐちゃにデータ破損されたことがあったそうです。


■DR社
ここは料金が分からないので、直接電話をして確認をしてみました。
やはり先ほどのD社と同様、「日本データテクノロジーの見積もりはぼったくりなので現物を見ないことには分かりませんが、うちなら5~10万円で出来ます」とのことでした。さらに、「受け取っていただいた復旧データにご満足頂けない場合は、ご返金いたします」とのことでした。

ここに決めようかな…と思った矢先、さらに別の業者を発見。

■P社
地方都市にある会社なので、念のため電話で確認してみました。すると、
「現物を見てみないと分からないですが、正直な話、直せるものと直せないものはあります」と明言されました。この道20年以上のベテランとのことで、最初から他社のように「うちなら100%出来ます。お任せ下さい!!というような無責任なことは言いません。ですが、今まで全く復元出来なかったことはありません」とのことでした。
この人なら信用出来るかも…と思い、これまでの経緯と私のHDDの状況を説明し、日本データテクノロジーの見積もりを話すと、「それは取りすぎです」とばっさり。そして「ファームウェア故障の場合は、データそのものは無事である可能性が高いため、非常に高い確率でデータを綺麗な状態で拾い出せますよ」…とのことでした。
ファームウェア故障だと、たいていの業者は難易度が中~高レベルという診断結果を出してくるのですが、この業者は「本当にファームウェアだけならそれほど難しくはありません。水や埃などが内部に入っていたらだめですが…」とのこと。口調はやや朴訥としているけれど、職人肌な感じがして信頼できると思い、この会社にお願いしたいと申し込みました。

日本データテクノロジーからHDDが戻ったら、梱包し直して早速転送しなければ!!


…という訳で、まだまだ続きますガーン


テーマ:
※記録も兼ねて書いていますので、業者URLはそのまま貼っています


「HDD 修理 データ救済」などというキーワードで検索した結果、
一番最初にリストアップされるのが

■日本データテクノロジー
http://www.ino-inc.com/

料金はこちらに掲載
http://www.ino-inc.com/restore/reasonable.html

100GB以上は50000円
500GB以上は75000円

50000円は痛いが、ここ1年のデータを復旧出来るなら…と祈るような思いで、ネットから依頼を出してみました。

が…

週末の深夜に依頼をしたにもかかわらず、この業者、朝9時からほぼ2~3時間置きにガンガン電話が掛かってくるのです。
最初に電話を掛けてきたのは、大須賀さんという女性。HDDがおかしくなった状況の説明と具体的な症状の説明となり、30分ほど掛けて詳細な説明を行いました。
以後、ほぼ2時間置きに電話が掛かり「いつ発送出来ますか?」「修復は一日でも早い方が修復出来る可能性が高いので、自力ではなくプロにお任せ下さい」と矢継ぎ早に催促してくるのです。
しかし、一見すると心配してくれているような言い方ですが、よくよく聞いているとこちらに考える余裕を与えないように一定時間ごとに電話を掛けてきては、不安を煽るようなことを毎回言ってくるのです。当初は、とても親切で色々親身になって話を聞いてくれているように思ったのですが、だんだんうっとうしくなってきました。

新作更新作業が終わるまではどうしてもすぐにHDDを送付出来ないし、自分で市販のレスキューソフトなどを使って救済出来ないか試す時間も欲しかったので、「火曜しか発送出来ません」と伝えて電話を切ったのですが、また2時間後に電話が掛かってくる…という始末。しまいには、ちょっとうんざりしてきました。しかし大事なハードディスクを修理して貰わなければならない可能性があり、無碍にすることも出来ませんので、ひたすら我慢。

夜中に自分で試してみてだめだったので、依頼する決心を固めて梱包し、翌朝(12/18)、電話が掛かってきた時に「今日発送します」と伝えたらその日は一日電話がありませんでした。

12/19の朝、「今日、HDDを受け取りました。私、担当をさせて頂く小宮と申します」と電話があり、「どうしてもこれだけは救済したいデータがございましたら、それを教えて下さい」と言われたため、さらに30分ほど打ち合わせをしました。

一旦、電話を切った後で、簡易鑑定結果を知らせる電話がほどなくして掛かってきました。それによれば、私のHDDは内部にあるはずのファームウェアが損傷していて、これを直さない限りデータの救済も出来ないとのこと。ファームウェアを直すには別料金が掛かるとのことでした。

さらに30分後に「見積もりをメールで送りましたのでご覧下さい」と電話が入り、チェックしてみたところ…

●最短コース(1~2日)●
1高度解析費 132,600円
2磁気情報修復作業費 176,000円
3データバックアップ費 0円
4安全復旧希望データ復旧成功費 70,000~0円
=======
小計 378,600~308,600円
合計(税込み)397,530~324,030円

●通常コース(3~5日)●
1高度解析費 93,200円
2磁気情報修復作業費 140,800円
3データバックアップ費 0円
4安全復旧希望データ復旧成功費 50,000~0円
=======
小計(税抜き)284,000~234,000円
合計(税込み)298,200円~245,700円

との答え。当然、こんな金額支払えないし、これだったら新しいPCが3台以上余裕で買えてしまう…頭の中は真っ白。しばらく呆然としてしまいました。
担当者に「お金がないのであきらめますからHDDを返して下さい」と言ったところ、「いくらまでなら支払えますか?」と言われたので「5万が限度です」と答えました。

30分後…

「ぎりぎりまでお下げしました。今なら私の裁量でこの価格ですので、決断して下さい」と言われたのが、この金額。

●25日間コース●
1高度解析費 ¥45,000
2磁気情報修復作業費 ¥30,000
3データバックアップ費 ¥0
4安全復旧希望データ復旧成功費 ¥20,000~0円
=======
小計(税抜き) \95,000~75,000
合計(税込み) \99,750~78,750

それでも倍近い…とても無理。これでも十分新しいPCが買えてしまいます…
これ以上は何とかならないでしょうか?と言ったものの、これ以上は下げられないとの回答。
「じゃあ、せめて夫と相談するため返事を明日まで待って下さい」と言うと、「でしたらHDDは今日ご返却します。次回このお値段で出来るかどうかは分かりません。HDDは生き物ですので、時間が経てば経つほどデータ救済は難しくなります」とのことでした。

この時、ふと、「この業者、ちょっとおかしい…」という疑念を抱いたのです。
何故なら、高額な修理費を支払わなければならない場面で、個人ユーザーなら誰だって躊躇するのは当たり前。冷静に考える時間や、家族に相談する余裕すら与えず、散々不安を煽っておいて即決断を迫るというやり方に、悪徳業者特有の臭いを感じました。
ひとまず、「2時間待って下さい。親にお金が借りられるかどうか聞いてみます」と言って電話を切り、ネットで他の業者を探してみました。
しかし…どうやらランキング上位に来るようにアドワーズ等にお金を大量に支払っているのか、検索した結果の上位半分以上が日本データテクノロジーのものしか表示されないのです。

そこで、次のページに表示された業者のサイトを確認しながら、3社ほどに電話相談してみました。


…続きます。

気になるキーワード