西郷村人口２万人突破
西郷村は８月１日現在の住民基本台帳人口が２万３人となり、初めて２万人を突破した。同村が５日、発表した。
村によると、７月１日現在の住民基本台帳人口は１万９９９１人。同人口は住民票に基づき、震災避難者は住民票を移さないケースが多いため、ほとんど含まれていないという。村は社会増加のうち、県外からの転入が約４割を占めるとみている。２万人目は７月末に誕生した子どもで、今月１０日に開催される村地場産業商工祭の開会式で記念品を贈る予定だ。
佐藤正博村長は「人口流出が止まった昭和４５年から増加が続いている。交通網の整備や企業誘致など先人の努力が実ったものだ。今後も村の活性化を図りたい」とコメントを出した。
県は住民基本台帳に基づいた市町村別人口を集計していないため、県内の村で２万人を突破したのが初めてかどうか確認できないとしている。県発表の国勢調査に基づく７月１日現在の推計人口では、同村は１万９８０９人だった。
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