【久慈】北限の海女石碑を設置 宇部町の住民有志
久慈市宇部町の住民有志でつくる宇部町「海女のふるさと会」(大沢俊光会長)は1日、同町の小袖漁港で、「北限海女の里」石碑建立の除幕式を行った。地元住民らはドラマ効果で注目を浴びる海女のルーツを示す石碑の設置を祝った。
大沢会長は「海女の古里一帯が復旧から復興に向かうよう、海女文化の保存継承や観光地としての発展に寄与していきたい」とあいさつ。山内隆文市長や小袖北限の海女の会の大向広子会長らとともに幕を取り去った。
碑は高さ約2メートル。表面に「北限海女の里」の文を刻み、案内板も併設した。海女のふるさと会は同漁港にカメラスポットをつくるため、碑の建立を計画。当初は5月の大型連休前を予定していたが、ドラマのロケ受け入れのため、完成が7月末にずれ込んだ。
【写真=碑の建立を記念し万歳する出席者】
(2013.8.2)
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