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原爆投下目標の橋で空見上げる催し
8月4日 14時29分

原爆投下目標の橋で空見上げる催し
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広島原爆の日を前に、原爆投下の目標とされた広島市中区の相生橋で、原爆が投下された時刻に一斉に空を見上げて犠牲者を追悼する催しが行われました。

広島市中区の相生橋は、68年前の8月6日、アメリカの爆撃機「エノラ・ゲイ」が、原爆投下の目標にしたとされるT字型の橋です。
広島市の若手芸術家たちで作るグループでは、原爆が投下された時刻に橋に集まって、一斉に空を見上げることで、犠牲者を追悼しようと今回の催しを企画し、4日は呼びかけに応じたおよそ600人の市民が参加しました。
集まった人たちは、橋の歩道に並び、原爆が投下された午前8時15分になると一斉に空を見上げて、静かに目をつぶるなどして、犠牲者に思いをはせていました。
小学1年生の娘と参加した34歳の男性は「子どもは原爆のことをよく知らないので、少しでも伝わればと思って参加しました」と話していました。
主催したグループ「ProjectNOW!」の安彦恵里香さんは「68年前も、今と同じ空があって、ここに生きていた人がいたということや、今、自分がここに生きていることを感じてもらえたと思います」と話していました。

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