おかしなアノお辞儀は韓国式コンス
http://www.mag2.com/m/0001335031.htm
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これは「コンス」という朝鮮式のお辞儀です。
日本の様式ではありません。
このところ複数の方から、「おかしなお辞儀を最近よくみかける」というお話をいただきました。
その「おかしなお辞儀の仕方」というのは、女性の立礼の仕方です。
「いらっしゃいませ」などとお辞儀をするときに、なぜか両手の指先をお臍あたりで指先を重ねる。
なんとこのお辞儀が、堂々と「美しい作法」と称して、ビジネス・スクールやマナー教室などでも教えているというのです。
おかげで、最近では、百貨店などにおいても、そうしたお辞儀が行われているのだとか。
腹痛というのは、「美しい姿」とは対極にあるものです。
しかも両手をお腹の辺りで揃えれば、自然と両肘を張った姿になり、これまた見苦しい。
肘を張らないようにと、両手を合わせる位置をおへその下あたりにもってくると、こんどは女性が陰部を押さえる姿になる。
まるで小用を我慢しているみたいです。
みっともないったらない。
この、どこがどう「美しい作法」なのか、見識を疑います。
礼法にはTPOがあります。
ですから女性がチマ・チョゴリを着ているときなどは、この腹痛ポーズでないと、スカート(チマ)が胸から下に広がっていますから、お辞儀をしたときにスカート(チマ)が、前に垂れ下がることになり、これはなるほどみっともない姿です。
だからチマを着ているときに、腹痛や生理痛、おしっこ我慢式のお辞儀をすることは、なるほど理に敵っているのでしょう。
けれども、普通のビジネススーツや和服姿でこんなお辞儀をするのはどうかしています。
そういうお辞儀を「正しい礼法」と信じ込んでいる女性も、そういうお辞儀の仕方を教えている企業も、よほど無教養なのか、在日朝鮮人に支配されて日本人を見下すことに喜びを感じる卑劣でサディスティックな企業なのかと、見識をを疑わざるを得ない。
まっとうな会社さんなら、今後一切、このような不可解なお辞儀はやめていただきたいと思います。
礼儀作法というのは、それぞれの国の歴史や伝統文化、服飾と深い関係を持って生まれているものです。
キリスト教圏には、頭を下げるお辞儀はありません。
わずかに膝を曲げるだけです。
これは女性のウエストを細く見せかけるために、幼いころから腰にコルセットを嵌めさせ、肋骨が変形するほどウエストを締め付けていた服装文化と大きな関係があります。
マリーアントワネットなどは、ウエストの直径が10cmくらいしかなかったそうですが、そこまでウエストを細くすると、肋骨の下部がつぶれて変形してしまいます。
西洋の童話などをみると、おばあさんはたいていリューマチに苦しんでいますが、これは肋骨の骨が変形したためです。
そしてウエストが直径10cmくらいしかないというところまで細くして・・・つまり人体をそこまで変形させていますから、腰を屈めると、骨が折れてしまう。
だからそうならないように、固いコルセットを嵌めていたわけで、そうなると、こんどはお辞儀はできない。
だから、わずかに膝を曲げるだけ、という礼法が定着しています。
申し訳ないが、日本には、女性の身体を骨まで変形させるような、そういう女性蔑視の文化はない。
似ているのは、支那も同じで、支那の高貴な女性たちは、纏足(てんそく)といって、大人になっても靴のサイズが10cmくらいかないほど・・・つまり骨がぐちゃぐちゃに変形して歩けないほど・・・足を小さく絞りました。
このため、高貴な女性は、自分であるくこともできない。
だから女性が歩行するときには、両側を付き人に支えてもらわなければならなかった。
これはつまり、皇帝の女性が逃亡しないように、ということからはじまった風習だけれど、そこまで足を小さくしていますから、女性は足で身体をささえてお辞儀するなどできません。
ですから支那の文化にも、お辞儀はないです。
そのかわり、両腕を肘まで揃えて、顔の位置まで水平にあげる。
イスラム圏にも、人間が人間にするお辞儀という作法はありません。
人間が「頭を下げる」のは、「アラーの神」に対してだけです。
その代わり、相手が神ですから、頭は地面にこすりつけるくらいまで下げる。
ちなみにイスラム圏では、人が神以外にお辞儀をするのは、禁止行為です。
もともとは、このお辞儀の仕方が李氏朝鮮の時代で行われていたわけではなくて、聞くところによれば、ロッテが韓国に百貨店を作った際に、お客様をお迎えするにあたって、日本における最高の立礼はどのようなものかと日本の某百貨店に問い合わせてきたことが発端のようです。
この百貨店では、普通の両脇を締めた日本式のお辞儀を教えようとしたようなのですが、あちらさんは納得しない。
普通ではなく、もっとも高貴なものを教えろというわけです。
日本におけるお辞儀としては、旧華族が衣冠束帯姿でお辞儀をする際に、檜扇(ひおうぎ)をおへその前で両手に持ち、お辞儀する形があります。
で、それを教えたところ、その姿がやや変形されて広まったのがコンスといわれています。
正しい日本式の立礼は、女性の場合、足を揃えて立ち、手先はまっすぐ伸ばしてそろえ、自然に手が定まる位置を出発点として、静かに腿の上を膝がしらに向けて滑らせてお辞儀をする。
このとき首だけを丸めず、首と背中がまっすぐなまま上体を前に倒します。
これが和式の礼法です。
ちなみに男性の場合も手の位置は同じです。
両手は自然に両側に垂れた位置から出発し、腰をかげめるのにあわせて、自然と前にすべらせ、腰がかがんだとき、腿の上あたりに手のひらがくるのが、正式な姿勢です。
男性の場合、両手を最後まで左右においたまま、お辞儀をするケースもありますが、こうするとお辞儀したときに自然と両手が尻を抱え込む姿になり、決して見栄えの良いものになりません。
ですから、本来は、男女とも同じで、両手を膝頭に向けて滑らせるのが、本来のカタチです。
ただ、武士や軍人などは、両手は左右においたままお辞儀をしました。
これは、大小の刀を手にしたお侍さんや、腰に帯剣した高級軍人の場合、腰の刀を押さえなければならないから、手を前にすべらせません。
だから両手を左右に置いたままにしたのです。
先日「コンスは非礼」という話をしましたら、ご皇室においては、両手をおへその前あたりに置いて礼をするから、本来の日本の高級礼法なのだと言って来た馬鹿者がいました。
形が全然違います。
華族のお辞儀は、なるほど檜扇(ひおうぎ)を手にして立てたまま、両手をおへその前におきますが、両脇は締めます。つまり肘を張りません。
肘を貼るというのは、我を張るということです。
このような文化は、日本にはありません。
両肘を締めると、人間の身体は自然と胸を張った正しい姿勢になります。
その「自然に正しい姿勢になる」ということが大事なことなのです。
なぜなら日本文化は、常に自然体だからです。
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| 日本人の心 | 09:21 | comments:64 | trackbacks:0 | TOP↑
やっと腑に落ちました
このたびの礼法のお話で今まで何かおかしいと思って心の中で、もやもやしていたものが、やっと腑に落ちました。そのおかしな、お辞儀とは「コンス」というものでしたか、最近、女性店員などが何か変なお辞儀をしているなぁと思ってその姿を見るたびに違和感を覚えていたのです。
小笠原流の日本の正しいお辞儀、これぞ本物の作法です。また動画にあるような女性の、お辞儀は日本式高級旅館の従業員の皆様がなさっているもので日本人の、お客にとっては、実に心地よい気分を味わせてくれるものです。
剣道を経験された方なら、あの小笠原流のお辞儀の仕方は、身についておられるでしょう。
確かに「コンス」は日本人には馴染みません。日本人は日本古来の、文化を守るためにも、美しいお辞儀の作法を徹底すべきだと痛感しました。それを気付かせて頂き、誠に有難うございました。
| terag3 | 2013/07/28 07:15 | URL | ≫ EDIT