岩田氏: デジタルは手段に過ぎない。ソフトの価値を認めてもらうよう努力する
テーマ:ゲーム業界デジタル化というトレンドの中で任天堂の目指すものについても言及がある。
長いためもあり、論旨は少々把握しにくい。
以下は本ブログが理解した、この点に関する岩田氏のコメントを抜粋。
「ソフトの価値をちゃんと認めていただけるような努力をし続けることが非常に重要」
「遊ばれた方が面白かったよと、言ってくださるようなもの、いわば値段以上の価値を感じてくださるように努力をし、それをお客様に共感をいただけたときにこういうこと(ソフトの価値をちゃんと認めていただけること)が起きる」
「一方でデジタルだからできること(すれ違いmii広場が、マスの宣伝は一切していないのにもかかわらず約1カ月で4億円強も売り上げたこと)が、こうやって広まりつつある。」
「(デジタルという)手段はどんどん変わっていったらいい」
NS: 東洋経済オンライン 任天堂は、変えることをどんどん変える
みらい的コメント: 任天堂とは何か?という問いに対する極めて率直な答えを見ることができる。 MSやソニーは、そのアイデンティティも戦略も非常に分かりやすい。 だが任天堂は、良くも悪くも独特だ。 任天堂はプラットホームホルダでありたいとはおそらく思っておらず、自身を「ゲーム」会社だとすら思っていないかもしれない。 だが結果としてそうなっているし、今更変えることもできず、続けていく他はない。 絵描きになりたかった青年がいつのまにか銀行マンとして成功し、妻も子供もいて同僚の尊敬も集め、いまさら絵描きになることもできずに悩んでいるような、そんな印象すら受ける。 興味深い会社だと、インタビューを読んであらためて思う。 仮に今期一杯で経営陣が入れ替わったとしたら、彼らは次に何を目指していくのだろうか? 元記事は面白い。 あわせて参照することを推奨する。 |
同じテーマの記事
- 元EA社長: モバイルでコンソールのグ… 08月01日
- 市場調査会社: PS4がXbox On… 07月26日
- ソニー: 1stパーティ及びパートナー… 07月24日
- 最新の記事一覧 >>
最近の画像つき記事
[ 画像一覧へ ]-
Gamscom: M…
おととい
-
Wii?Wii U?…
08月02日
-
コンシューマソフト週…
07月31日
1 ■無題
流石にミニゲーム1個で600円ぐらいの計算になるソフトを
この時代に出すあたり、ソフトの価値を認めてもらう努力も
出来ているとは言えない様な…。