〔株式マーケットアイ〕日経平均は「陽の陰はらみ」、翌日下寄りで売りシグナル
[東京 5日 ロイター] -
〔株式マーケットアイ〕
<15:33> 日経平均は「陽の陰はらみ」、翌日下寄りで売りシグナル
日経平均の日足は、上下に短いヒゲを伴う「小陰線」となった。前日の足との組み合わせでは「陽の陰はらみ」となっている。翌日に下寄りするようなら売り転換のシグナルとみられ、注意が必要だ。移動平均線では、25日線(1万4308円64銭=5日)が上値めどとして作用。東証1部の売買代金が1兆6431億円となり、2月19日以来の今年最低を記録し、出来高も20億株割れと薄商いになっている。市場エネルギーの乏しさから上値は追いづらい。5日移動平均線(1万4053円62銭=同)や75日移動平均線(1万3967円48銭=同)水準までの調整が警戒される。
<15:10> 新興株式市場は続伸、アンジェスMG などバイオ株が買われる
新興株式市場は堅調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに続伸した。「先物売買などに左右されない新興株に短期資金が流れ込んだ」(準大手証券)という。アンジェスMG 、タカラバイオ 、ペプチドリーム などのバイオ株が高い。ガンホー 、楽天 、ミクシィ などの主力株は軟調だった。
<14:34> 日経平均は小動き、薄商いで夏枯れ相場に
日経平均は小動き。1万4300円前後でもみ合っている。市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計など重要イベントを通過し、足元で目立った手がかり材料がないなかで、商いの減少が目立っている。国内外の投資家の夏季休暇入りに伴って夏枯れ相場となりつつあるようだ」(東洋証券・投資調査部ストラテジストの土田祐也氏)との声が出ている。
<12:58> 日経平均は軟調もみあい、25日移動平均線の攻防
日経平均は軟調もみあい、1万4300円台前半で推移している。市場では「米国の重要イベントを通過し当面は手掛かり難だ。25日移動平均線(1万4285円41銭=2日現在)の攻防だが、売買高が膨らまず先物主導で上下に振れやすい状況。週末にはオプションSQ(特別清算指数)算出もあり方向感が読みにくい」(準大手証券)との声が出ている。
<11:02> 日経平均は下げ幅拡大、先物安から裁定解消売り
日経平均は200円を超す下げ幅となり、1万4200円台で推移している。先物安から裁定解消売りが出て下落幅が拡大した。銀行、保険が安く、海運もさえない。市場では「円高に加え短期的なボラティリティ上昇を警戒した売りも出ている。消費増税に関する最終決定が出るまでレンジ内での日柄整理となりそうだ」(中堅証券)との声が出ている。
<10:02> 日経平均は下げ渋り、海外年金筋は買い継続
日経平均は下げ渋り。ドル/円が99円台を回復したこともあり、下げ幅を100円以下に縮める場面もあった。市場では「前週末に大幅高となった反動から利益確定売りに押されているが、海外年金筋は金融株を中心に買いを継続している」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
<09:26> 日経平均は反落、前週急上昇の反動と円高嫌気で利益確定売り
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、反落で始まった。前週末発表の7月米雇用統計を受けて米量的緩和策の早期縮小観測が後退。ドル/円が1ドル98円台後半の円高に振れたことで輸出株などに売りが先行した。日経平均は8月1―2日の直近2営業日で800円近くも上昇しているため利益確定売りも出ているとみられる。銀行、保険など金融セクターが安く、陸運、鉱業も軟調。
前週末に好業績を発表したトヨタ は買い先行後に伸び悩んでいる。直近の株価上昇が急ピッチで利益確定売りが上値を抑えている。
<08:33> 寄り前の板状況、トヨタ は買い優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、前週末に好業績を発表したトヨタ自動車 が買い優勢。ホンダ 、ソニー 、パナソニック などの輸出株は売りが優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も売り優勢。
一方、銀行株では三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ がやや売り優勢。みずほフィナンシャルグループ は売り買いきっ抗している。
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