2013年4月24日水曜日

キャッチボール、出来てますか?


会話のキャッチボールですよ?
(※ちょーっと辛口かも。)



なりきりチャットは『会話』であり『物語』だと思うのです。
当然、物語ならば有る程度の起承転結は必要になりますよね。
……最近の日常系物語はオチすらないって?――それは忘れろ。

さて、此処で私が言う『キャッチボール』って言うのは
ただ端的に『会話のやりとり』――ではなく、『ネタの投げあい』だと思うのです。

Aがネタを籠めた会話を投げる。
Bがキャッチする。そしてネタを籠めて投げ返す。
Aがキャッチする。そしてネタを籠めて投げ返す。

この応酬。――簡単そうですけど、あえて問います。


――出来てますか?

ネタのキャッチボール――出来てますか?


ネタ(球種)だって『直球ストレート』ばっかりじゃつまらない。
比喩や婉曲表現を混ぜたような『変化球』だって混ぜて良いですよね。
投げられた相手は取りにくくなるけど、それでも格好良く受け止めてくれるかもしれない。
そして綺麗にそのキャッチボールが決まったときの爽快感は、計り知れない物があります。

もしキャッチに失敗しても、こぼした球を拾いに走って 、己の全力で投げ返して繋げる。
それがキャッチボールだと思うのですよね。一回ニ回失敗したからって、諦めちゃダメ。
多分そのうち慣れて上達する。繰り返しやらないと、上達なんてしない。

もちろん『あっ、このヒト変化球を取るのに慣れてないな』って解ったら、
投げる側が球種を取りやすいストレートに固定する、なんて。
そんな気づかいをするのもキャッチボールを長く、楽しく続けるコツですよね。


俺は変化球が投げたいんだ、投げたいんだ!取れない相手が悪いんだ!
――なんて自分の思う球種だけ、ネタだけ、自分勝手に投げ続けていませんか?

俺は投げたいんだ、相手の球受ける気なんてゼロ。
 相手の返球がなくても、予備の球や隠し球はまだまだいっぱいあるんだ。どんどん投げるぜ!

――なんて、相手の投げてきた話題、ネタを無視して自分語りだけしていませんか?


さて、そんな例を出した所で。

――何か会話を振られたとき、相槌だけで終っていませんか?
それは会話を『キャッチ』はしていますが、『返球』をしていませんよ。

――相手が振った話題を無視して、自分ばかり話題を重ねていませんか?
それは会話の『キャッチ』を放棄して相手に『キャッチ』ばかりを強いていますよ。
連続でボールを投げられたら、投げ返す暇も無いですよね。そして――疲れますよね。

――相手があなたの振った会話に対し、リアクションが弱かったりしませんか?
もしかしたらあなたの投げる『変化球』、キャッチするのが難しいのかもしれませんよ?


さらに。
なり茶に参加する以上、『投げれる球』は最低限用意して行くべきだと思います。
球も投げる用意がないのに、会話に入って『キャッチするだけ』
――つまり相手のネタに便乗するだけ、と言うのは非常に『やり辛い』です。
何せ相手側からは返って来る球が、得られるネタが、会話の弾みが無いのですから。

それでも会話を続けようとするなら、ボールを投げ続けるしか手段が無いのです。
しかし手持ちのボール、ネタだって無尽蔵じゃない。あっという間に尽きますよ。
……何が悲しくって自分ばかりネタを振って、相手に接待プレイしなきゃならんのでしょう。

同様に。此方が投げた球は一切キャッチせず、
自分本位の速球、変化球、暴投ばかり投げてくる人も論外です。
もうそういう人は『壁に向かって好きなだけ投げてろ。』ってレベル。


――あなたとのロールは、独りで壁に向かってやる投球練習と、何か違いがありますか?
まだ壁の方が、バウンドボールを自分で調整して返せる分、有意義なんじゃぁ、ないですか?



なぁんて、評価。されていたら。恐ろしいとは思いませんか?


後は2人でのキャッチボール、1対1なら上記の通りなんですが、
人数が増えるとまた注意するべき点が増えるんですよね。

まあ、端的に言って
『ちゃんと満遍なく参加者全員にボールを投げろ、全員からのボールをちゃんとキャッチしろ。 』
ってことなんですけどね。

――出来ますか、あなたは?
――出来もしないのに、入室者の3人目や4人目として押しかけて居ませんか?
――AさんとBさんのキャッチボールに後入りして、Aさんとばかりキャッチボールしてないか?
――AさんがBさんにボール投げた時に、後ろからBさんに投げたボールはデッドボールになってないか?


最後の例は、ちゃんとBさんがAさんの球を処理して、グラブが空いてから次の球を投げましょう、
――つまりレス順はある程度守って進めようね、って意味で御座います。


『出来てる人』が偉い、ってワケじゃ、無いんですよ?
『出来るよう努力した』結果、その人は『出来てる人』なんです。
努力してる人が、偉いんです。好かれるロールに、きっとなるんです。

ただ、努力すら放棄して自分本位でロルするような人は、
そのうち誰からも相手にされなくなる事を覚悟しておくべきじゃぁ、ないでしょうか。

――それが嫌なら、一つずつでも良いから、努力して行きましょう。
私も当然、まだまだ未熟_(:3」∠)_ この記事は多分に自戒が篭っています。


※場合によっては今後も加筆修正します。

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