悠仁親王のお印《高野槇》と栗きんとん
岐阜県でおこなわれた『ぎふDCキャンペーン全国宣伝販売促進会議』に出席した。来年2007年10月から12月、JR6社を中心に「岐阜キャンペーン」を全国的に展開する。会議終了後の懇親会の会場に中津川のブースがあった。
今年ご誕生あそばされた秋篠宮様の第一男子、悠仁親王(ひさひとしんのう)のお印(しるし)は、《高野槇》(こうやまき)で、しかも岐阜県中津川市の市の花であった。中津川観光協会は、これを記念して観光パンフレットを入れる紙袋をつくった。(写真)
《高野槇》は大きくなると高さ30mにも成長する常緑針葉樹である。まっすぐに育っていく。木曽五木の一つとして、湯桶や手桶に加工される高級木材だそうだ。
恥ずかしい話だが、中津川は「長野県」とばかり思っていた。この時期、岐阜の中津川には名物があった。和菓子で「栗きんとん」である。中でも全国的に有名なのが、「川上屋」。国内産の栗を荒く砕いて餡(あん)に炊き上げ、そのまま茶巾で絞る。自然の栗色で香りが豊かだ。食べてみるとほんのりした甘さでやわらかい。栗のツブツブが残り、ひなびた郷愁を誘う。
10個入りで2,153円。決して安くはないが、おいしい。通信販売もあるが、全国有名百貨店でも売られているようだ。この栗きんとん、実は秋篠宮様の大好物らしい。栗きんとんと《高野槇》の密接な関係である。
■ 御菓子所 川上屋
■ 岐阜県中津川市本町3-1-8
■ TEL:0573(65)2072
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