原爆症を積極認定…安倍首相、広島で表明へ

読売新聞8月5日(月)8時58分

 原爆症の認定制度を巡って、広島市を6日に訪れる予定の安倍首相が、新基準導入後も申請却下が相次ぐ現状を改善し、積極認定を進めることを表明する方向で調整していることが、自民党関係者への取材でわかった。

 同党議連が求める「爆心地から3・5キロ以内で被爆するなどし、がん、白血病を発症した人の全員救済」などの改善案が浮上している。

 現在の基準は2008年度に見直され、爆心地から3・5キロ以内で被爆した人、投下後100時間以内に2キロ以内に入って被爆した人などで、がんや白血病など7疾病になった場合、積極的に認定するとしている。

 しかし新基準導入から5年間で処分が出た申請のうち49%は却下され、全国で100人以上が取り消しを求めて提訴している。

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