韓国の大統領秘書室長に決まった金淇春元法相=5日、ソウルの青瓦台(聯合=共同)
【ソウル共同】韓国大統領府は5日、許泰烈・大統領秘書室長を交代させ、後任に金淇春元法相(73)を充てる人事を朴槿恵大統領が決めたと発表した。
秘書室長は大統領を補佐し、首相と並ぶ最重要ポスト。朴政権発足直後に就任した許氏は在任期間が5カ月余りで、更迭とみられる。
5月上旬に朴大統領が訪米した際、同行した尹昶重大統領府報道官(当時)が在米韓国大使館の女性実習生にセクハラをした疑惑の責任などを取らせたとみられる。
大統領府はほかに、空席だった政務首席秘書官を含む首席秘書官4人の人事を発表した。