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寺山没後30年記念しライブ
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野外ステージで熱唱する三上寛さん(後方)と舞踏を披露する福士正一さん |
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トークショーで寺山との思い出を語る(左から)九條さん、ハービーさん、三上さん、佐々木館長 |
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三沢市寺山修司記念館で3日、恒例の夏フェスティバルが開幕、寺山の没後30年を記念し「寺山修司の素顔」と銘打ったライブや舞踏、詩の朗読などが行われた。トークショーでは寺山ゆかりの歌手・三上寛さん(中泊町出身)や写真家ハービー山口さんらが、映画や演劇の過激な演出で知られた寺山が、普段は控えめでユーモア好きだったエピソードなどを紹介した。
野外ステージで行われたライブで、三上さんは地方から都会へ出た青年の孤独を詞につづった「夢は夜ひらく」などをエレキギターの弾き語りで披露。合間には、同記念館の佐々木英明館長が詩の朗読を、青森市の福士正一さんが幻想的な舞踏を披露した。
続いて行われたトークショーには、寺山の元妻の九條今日子さん、1970年代にロンドンで出会った寺山の助言でプロ写真家になったハービー山口さんらが参加した。
寺山の印象的な言葉として、ハービーさんは「きれいなものを追うだけじゃなく、人の中身を撮らなきゃ面白くないよと言われた」と語った。三上さんは、寺山が主宰した演劇実験室・天井棧敷(さじき)が今なお海外でも高く評価されていることを挙げ「寺山さんは、自分と同じような血が流れる人間を集めるコーディネーターだった」と話し、寺山の口まねで来場者を沸かせた。
フェス最終日の4日は、午前11時から地元の若手ミュージシャンを中心にした10時間ライブが予定され、造形作家シミージーさんによる木製遊具体験、新発売のチョコレート菓子「田園に歌詩集(カシス)」の販売も行われる。
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