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千石船「みちのく丸」きょう有明埠頭に
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東日本大震災の被災地の思いを積み込んだ千石船の復元船「みちのく丸」は4日、風もなく穏やかな東京湾を進み、千葉県富津市に到着した。5日早朝、東京・有明埠頭(ふとう)を目指して出港する。
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みちのく丸は4日朝、館山市沖を離れて東京湾を北へ向かった。浦賀水道に近づくと、黒い艦橋を水面上に出した潜水艦が南に向かっていくのとすれ違った。28メートルの帆柱が目立つみちのく丸だけに、時折、ヨットやモーターボートが近づいてきて、歓迎してくれた。
有明埠頭では5日午前9時半から歓迎式典がある。午後1時から4時ごろまで、大きな一枚帆を広げる展帆が披露される。みちのく丸は7日午後4時ごろ、有明埠頭を出て、青森市に戻る。
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