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事件
【広島16歳死体遺棄】奪った金7人で山分け 後悔はしても謝罪なし
2013.8.5 11:56
元同級生の少女(16)歳から金を奪い、殺害するなどしたとして、強盗殺人容疑などで広島市東区の無職少女ら男女7人が再逮捕された事件で、7容疑者が、元同級生から奪った現金を1人当たり約6千円ずつ“山分け”していたことが、広島県警呉署捜査本部の調べでわかった。16~21歳の7人は、自分の将来を心配する発言をしているが、いまだに被害者への謝罪の言葉はないという。
7容疑者らの「LINE」のやりとりからは、社会に居場所を失ったむなしさや、ささいな言い合いから仲が悪くなっていった様子が浮かぶ。
広島市中区の少女(16)が借りていたマンションの一室には、ほかの少年少女らがたびたび出入りしていた。中区の少女は事件前の6月下旬、ブログに「私ね、家族っていないんだって…」などと記していた。少女らは友達同士で“ファミリー”を自称していた。
「お前らみたいなブスと話す暇ないけぇ」(殺害された元同級生)。「おまえにゆわれたあないわあや」(広島市東区の無職少女)-。顔の見えない、「LINE」でのいさかいは、やがて暴行、殺人事件に発展した。
6月28日早朝の灰ケ峰。捜査関係者によると、車内で暴行を受けた元同級生はまだ歩ける状態だった。「このまま帰すわけにはいかない」。全員が車を降り、殺害後に遺体を確認したとみられる。
県警捜査本部によると、7人は取り調べに素直に応じているという。しかし口をついて出るのは、自分自身の今後への心配や後悔ばかりで、被害者への謝罪はまったくないという。
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