地球を愛の星へ

小桜姫からのメッセージ(4)

愛があるからこそ、その病を治さないし
愛があるからこそ、その方が今貧乏している状態というものに
天からパラパラと小判をまくような
そのようなお金をまくようなことはなさらないのです。
それが愛の姿であるということ。

愛というのは、ただただ物質的や、精神的にちやほやと甘やかして
その魂をふぬけた、ひじょうに軟弱な状態にすることをもって愛とは申しません。

愛というのは、ほんとの意味で相手の成長を喜ぶ姿であり
ほんとの意味で相手を指導していくには
ときには厳しい環境が必要であるということを知っているのが
知恵の愛でございますから。

私たち守護霊、指導霊というふうに、だんだんなっていく者たちにおきましては
やはりそのようなことをわきまえておりますので
たとえどんな祈りがあったとしても、かなうもの、かなわぬもの
そして今かなえてはいけないもの
それというのは、わたしたちは考えて対処しているのでございます。

ですから、祈りというものがかなえられないから
神仏がいないというふうに思われるのは
あまりにも浅はかな価値観であるということを
どうか皆さま方もお知りおきいただきたいと思うのです。

そして何度も申しますけれども
今天上界でも言われていることは、基本的に大事なことは
地上がどういう意味を持っているのか。
肉体を持っているということが、どういう意味であるのか。
ほんの一時であって、この地上にいるのが
わたしたちが天上界で何百年もかけて修行してきた、学んできたことを
この数十年の、ほんの瞬間の間に問われてしまう。

まあ皆さま方におかれても、国家試験とか、大きな試験がおありでしょう。
五年も六年も一生懸命お勉強を、お医者様になるにはお勉強なさられるのでしょう。

一生懸命お勉強なさられても、でもどうですか。
国家試験と呼ばれている一発試験に受からなかったら
何のために医学部で六年間あんな勉強して、学習してきたのかと申されても
その国家試験というのに落ちてしまったなら
お医者様としての資格がいただけないではございませんか。

同じなのです。
何百年とこちらの世界で修行しているのです。

そして、ほんとうの意味で菩薩界
まあ、私の場合はまだ菩薩界の入り口でございますから
ボサッターと呼ばれているような位ではないのですけれども
ほんとうに菩薩界としての神格を与えられるには
やはりこちらで何百年と修行をして、それがほんとうに地上に出たときに
利他の、愛他行として、実際の地上の方たちをどのぐらいの規模で救っていけたか。
地上の人たちに対して救うべく、理念というものを、愛の言葉というものを
行いというものを通して、地上を浄化せしめることが具体的にできたかという
その評価をもってそれがある意味で、わたしたちから見たならば
五十年、六十年、人生八十年と申しましても
人間が大きくなるまではとても時間がかかります。

そして、まだまだ青年のうちは未熟でございましょう?
ですから、一生懸命学問を受け、自分の特殊技能を身につけ、経験知を磨いて
そして、人類に奉仕ができるなんていうのは
八十年の人生の中でほんの数十年しかないのです。
その数十年の間が、まあ皆さん方で言う、一発国家試験みたいなものなのです。

わたしたちから見たら、ほんとうに二十年、三十年なんていうのは
瞬間的に過ぎていく時期。
あんなにあの方はこちらに来て、七百年も八百年も修行をされて
あそこの世界までいったのに、「ああ今回は、アラハン行けなかったな」とか
「ボサッター、行けなかったな」とか、わたしたちの世界でもあるのですよ。

だから一生懸命見ていて、やはり地上において修行が
具体的に多くの人びとのために生きることができたか
ああ、やっぱり欲に足を引っ張られて落ちてしまったと
「残念だけど、またこちらの世界に帰って来て、修行のやり直しね」と
みんなで見ています。

そのようなことを思ったら、やはり彼らが地上にいるうちに、少しでも自覚をさせて
「あなたはそんなことのために出て来たのではないのでしょう」と
「自分の欲念のためではなくて、相手のために、人を救っていくために
奉仕していくために人生をお使いなさい。
それこそが、ほんとうに価値のあることなのです」と
皆さま方のところにお出になっている高級諸霊もおっしゃられているはずなのです。

神の子の使命というのはやはり、多くの人びとの幸せのために神の言葉を伝えていって
そのために人生を燃やす人生。
それがほんとうの意味で価値がある。

目の前での日常の生活というのは、しっかりと生きていくことは
とても価値のある大事なことではあるけれども
やはり自分の幸せのためだけに生きていった人生よりも
自分を捨てて自らの幸せ以上に、多くの人びとの幸せを我が幸せとして
神の使者として生き抜いていった人生こそが、ほんとうに魂を光らす。
ほんとうにこの地上に出て行って素晴らしかったと
本人に、のちのちに思い出となるような、転生となるような
そんな生き方ができるのが真の生き方であるのだと
神仏の使者としての生き方であるのだということを
多くの方がたが、繰り返し、繰り返し皆さまを通して皆さまに向けて
レムリアでの高級指導霊の方がおっしゃられているのだと思うのです。
私は、まことにそのように思うのです。

ですから、祈りということにおきましても、そして地上の意味におきましても、ね。
そうしますと病がどういうふうな立場になるかということもわかります。
ということは逆に言うと、地上に生きるということ、生の意味
生というもののほんとうの意味というのが
霊界と地上の生というものは、コインの裏表であるということ。
裏があれば、表も必ずあるのです。
表があって裏があるのです。
それは離すことはできないのです。

人間の魂が永遠であることを、まず皆さま方に伝えていく。
そして、転生輪廻があるということ。
で、転生輪廻は伝えられておりますけれども
転生輪廻の間に、霊界とこの三次元との行き来をしているということ。
それがコインの裏表なのです。

ですから必ずや、数十年の人生を終えたのならば
ほんとうの実在界と呼ばれている霊界のほうに戻って来る。
そのほうが魂の歴史の中では、はるかに長いのです。
時を、永遠の魂が送る意味においては。

そこにおける修行を、ほんとの意味で地上に具現化していく。
仏国土ユートピアと言うのならば、そのような人生の中に投影していくということ。
それができる試験場であるということ。

そのような魂の修行上の裏表であるということを思ったのならば
やはり魂が永遠の中において、わたしたちが今
地上の生と呼ばれているあなた方の三次元の生の中において何をするべきか。
何を堪え忍ぶべきか。
何を価値基準として、向上心の中において受け入れていくか。

だから、「病と闘うな」とよく言いますね。
闘病というけれども、病と闘うのではない。
病を受け入れて、自分の体質と共存して
それもすべて自分がインプットしてきたことであるということすべてを受け入れて
それとともに生きるということ。

なぜならば、それを自分は望んで生まれて来たから。
必ず、偶然ということはないのです。
あなた方の世界から見たら、すべて偶然のように思うかもしれない。
でも事故ひとつにおきましても、偶然はないのです。

それを通してわたしたちは大いなる代償を払いながら
それで自分の今まで知らなかった
魂のさまざまな膿のようなものを
出させていただいているのだというふうに思ってください。

自分からそのようなものを望んでやるのは、愚の骨頂でございますけれども
自然に時の流れの中で浮かびあがってくるものは、やはり魂の中にある
深い、深いところに潜んでいた膿のようのものの
膿出しかもしれないということをお思いになったら
その一時浮かんでくれば、現象化すれば、それは消えていくのです。

それがたまたま現象化していったときに
肉体の病というものを通したりして出てくるかもしれないということは
そのときには、その病をつかまないということ。
出ていけば消えていくのです。

その病と一時共存することによって、大いなる魂の代償を払って
自分の魂を浄化しているのかもしれないのです。

そしたら、「病よ、ありがとうございます」と手を合わせて
「どうか、この病を堪え忍ぶことにより、私の魂も鍛えられ、清められますように」という
感謝の思いで、その病とともに生きていくのです。

そうすれば、病によって必要以上に悲しみとか
苦しみというのを抱えずに済むと、私は思うのです。

そのように明るく、前向きに生きていくうちに
病はいつかしら、より良い方向に進んで
ときには消滅してしまうこともあるのです。

明るい思いで生きているときには、神の天上界からの光というものは
その方にさんさんと降り注いできて、どのような状況であるにしても
そのような苦しさというものをやわらがせ
そして、それを軽く済ませてもらえるように動くのが神様の光である
愛念であるということをお思いください。
出れば消えていくのです。

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(2005.7.21 レムリア・ルネッサンス

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by nagoyasc | 2013-08-05 06:36 | スピリチュアルメッセージ | Trackback | Comments(0)
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