【関西の議論】韓国の「日本右傾化」報道に在日コリアンはうんざり 「日本にかまってほしい病…」 (1/3ページ)

2013.08.05


韓国メディアが日本の「右傾化」を喧伝するも、西日本最大のコリアタウンからは「韓国は『日本に構ってほしい』という不治の病にかかっている」という冷静な声が聞かれた=大阪市生野区【拡大】

 「寝言は寝ていえ」「また『構ってちゃん』の妄言か」。7月21日に投開票された参院選で自民党が大勝し、「右傾化に拍車」などとまたも韓国メディアが声高に騒いでいるが、西日本最大、大阪・生野のコリアタウンの在日コリアンは、祖国のメディアにこんな痛烈な批判の声を上げている。祖国の止まない反日感情を煽(あお)る報道には、「(日本と韓国の)両国関係が取り返しのつかないことになりそうなのに、まだやっているのか」とあきれ顔だ。

■日本にかまってほしい「不治の病」

 選挙前から自民の圧勝が予想され、「争点のない選挙」とまでいわれた今回の参院選。ふたを開けてみれば過去3番目の低投票率(52・61%)と日本国民の関心の低さは予想通りだったが、韓国メディアは21日午後8時過ぎ、韓国国内のテレビ番組放送中に「自民・公明が圧勝」と、速報を流すほど敏感に反応していた。

 聯合ニュースは「安倍政権ロングランの土台、右傾化に弾み」との見出しで東京発の記事を速報。「安倍政権が圧勝したことで周辺国との関係は冷却状態が当分持続すると予想され、平和憲法改正など日本の右傾化の足取りも弾みをつけるとみられる」と独自の分析を展開した。

 こうした祖国の報道を、生野コリアタウンの在日コリアンは痛烈に批判する。

 生野区の自営業の男性(36)は韓国の報道を受け「いかにメディアの報道とはいえ、一民間企業の意見に過ぎない。そんなものに左右されることはない」とした上で、「韓国は『日本に構ってほしい』という不治の病にかかっている。大多数の韓国人は日本の右傾化など心配していない」と切り捨てた。

 

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